2016/04/28

リチャード・シャーマン 解説者をぶった切り!脳震盪については?

何を話させても面白いことを言ってくれるリチャード・シャーマンさんが、雑誌GQのインタビューを受けていました。相変わらず、自分の思ったことをズバズバ語っていて楽しかったので、少しだけ紹介します。

まずはドラフトについて。

NFLのドラフト、すごいですよね。大学の選手って何百人もいるのに、その選手を一人ひとり分析してるのが。各チームがそれをやっているのもすごいと思うのに、テレビや雑誌の解説者までそれをやってるのが。それぞれの選手の短所・長所に加えて、どの選手がどのチームの戦術にあっているとか、このチームはこの選手を指名するべきだ!って、熱く語っている人たち。この人たち、本当にこんなの調べて分析してんのかなぁ、それともテキトーなことを真面目なフリして言ってるだけなのかなぁと思って見てましたが、リチャード・シャーマンさんの見解は・・・・。



テレビで解説者が、何でも知ってるみたいにして語ってるけど、そういうの聞いて、イライラしない?

「もうね、イラつくどころか笑っちゃうぜ。どうでもいいよ。聞いたことを何でも信じる羊に向かってしゃべってるんだと思えばさ。笑うしかないだろ。だってさ、あいつら何も知らないんだ。毎年、誰がどこにドラフトされるか、どんな情報があるかとか言っててさ、その予測が外れるだろ。でも、それを誰もからかったりしない。批判もない。「ああ、これ違ってたよ、また。来年は当たるはず」ってだけじゃないか。それでも視聴者が見続けるんだよ!まったくおかしな話さ。だって、他のところでは、どんな仕事でも、プロフェッショナルっていわれている人が間違いを起こしたらさ・・・んーと、たとえば、天気予報が外れるとするだろ、そうしたら、その局の天気予報は見なくなるよね。だけど、解説者の言うことはずっと聞いてるんだよ!」

むはははは。一理ある・・・・。

選手にとっては、メディアとか騒ぎすぎでうるさいだけなんだろうなと思います。でもまあ、騒がれて、ネタになることも仕事の一つだから、しょうがないっすよね。

そして、今NFLで問題になっている脳震盪については

「それでプレイを変えるってことはない。フットボールに対しての考えも変わらないし、それは自分の子どもがフットボールをすることについても同じ。フットボールは、オレにたくさんのことを教えてくれた。フットボールに取られるものよりも多くのことを。もちろん、身体に受けるダメージは大きいし、リスクはある。だけど、自分を律すること、努力すること、チームワーク、信頼を得ること、いつでも準備万端であること、みんなの先頭に立つこと、障害を乗り越えること、などを教えてくれたんだよ。人生で大切なことをたくさん。感謝しているよ。オレの息子はプロの選手にはならないかもしれない。フットボールをしないかもしれない。でも、このスポーツをするなとは言わないよ。こんなにオレに良くしてくれたスポーツなんだから」

ということです。

現役の選手は、脳震盪のことをどう考えているんだろう?と思ってきましたから、シャーマンさんが考えていることが聞けてよかったです。

フットボールって、選手生命は短いけど、プレイできる間は、輝いている姿をファンにたくさん見せて、夢中にさせてほしいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿