2017/04/26

キャムとオデルとボンさん@コーチェラ野外コンサート

4月14日ー16日、21-23日にかけて、カリフォルニア州コーチェラヴァレーで野外音楽コンサートが開かれていました。レディオヘッド、レディガガ、ケンドリック・ラマーなどのミュージシャンが参加していたのですが、有名どころのNFLの選手たちも訪れていたようです。写真を貼っていきます~。

まずは、カロライナ・パンサーズQBキャム・ニュートン。


ファッションにはちょっとうるさいキャムさん、どうですか、花柄ツーピース。デザインしたお店の話によると、上下それぞれ約2万円。帽子のコレクションも多いキャムさんは、いつも12~25万円ほどの帽子を注文するとのことです。ここでかぶっているのはいくらかわからんけど。

夜も盛り上がってます。音楽はフューチャー。(べつにラッセルへの当て付けってことはないと思うけど・・)


ニューヨーク・ジャイアンツのWRオデル・ベッカムさんもいました。隣にいるガキんちょがめっちゃノリノリ!歌はドレイク。


デンバー・ブロンコスのLBボン・ミラーさんは、ヒューストン・テキサンズのWRディアンドレ・ホプキンスさんなんかといっしょ。


キャムさんに負けずとポーーーズ。

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バンダナはなんでしょうかね?やっぱり顔を隠しているんでしょうか?有名人だから。でも楽しそうです!


というふうな、なつかしのキャムさん、オデル、ボンさんでした。

こういうのもまあいいけど、早くユニホーム姿が見たいんよね~。

2017/04/24

モハメド・サヌーが飛行機でもらった手紙

モハメド・サヌーさんは、アトランタ・ファルコンズのワイドレシーバーです。2012年ドラフトでシンシナティ・ベンガルズに指名され、昨年ファルコンズに移籍。スーパーボウルにも出場しました。

どんな顔かな?私は思い出せません。でも、さすがNFL選手です。飛行機で後ろに座っていた男の子がサヌーさんの顔を覚えていました。

飛行機を降りる時、思いがけずこんな手紙をもらったサヌーさん。


「ハーイ!

私たちのことはご存じないと思いますが、感謝の言葉を述べたいと思います。あなたの席の後ろに座っていたのは、私たちの息子です。あなたのことをずっと観察していました。

あなたがプレイを学んでいるところ、飲み物、食事に気を使って、健康に良いものを選んでいるところなんかを見ていたんです。人にも丁寧に対応していらっしゃいました。

息子はまだ10歳ですが、アイスホッケーのエリートチームに選ばれて、コネチカットでの練習に行くところです。子どもたちはあなたを励みにしていますよ。誇りに思ってください!

ありがとうございました。頑張ってくださいね!

後ろに座った家族より😊」

あら~。いいお手紙じゃないですか~。

後ろに座ったガキんちょに、そんなにジロジロ見られるのかと思うと、有名人も大変だね~うかうか気も抜けないよね~。という気もしますが、いやいや、大人なら誰でも公共の場では子どもの見本となる行動をしなければ、ですよね。

変なものなんか見てないで、サヌーさんはしっかりフットボールのフィルムを見てたんでしょう。さすがですね。キャンプもまだ始まっていないのに、頭はいつもフットボール!選手の鑑や。

サヌーさん、どんな顔してるのかなと思ったら、いい顔していましたよ。覚えておいて、今シーズン応援しようーっと。(シアトル以外との試合では)

2017/04/23

アーロン・ヘルナンデスの自殺と殺人事件

元ニューイングランド・ペイトリオッツのタイトエンド、アーロン・ヘルナンデスさんが終身刑服役中の独房で自殺したというニュースがありました。

別件で、二人殺人事件の無罪判決が数日前に下りたばかり。現在服役中であるオディン・ロイド殺人事件に関しても控訴する予定でした。傍聴席に詰め掛けていたのは、ほとんど被害者二人の家族と友人で、ヘルナンデス側は婚約者と4歳の娘さんだけ。下の写真は、無罪判決後に二人に向けて投げキッスするところ。


「父親を亡くし、その上、これからずっと父親にまつわる数々の話と向き合っていかなければならないアーロン・ヘルナンデスの娘のことを思うと、胸が痛む」とコメントしていた方がいましたが、ほんとにそう。

アーロン・ヘルナンデスは、20歳でNFL入り。その年のロースター最年少でした。22歳で40億円の大型契約を結び、25歳で殺人罪による無期懲役が確定。獄中、ベッドシーツで首を吊り、享年27歳。

三人の命を(多分)奪い、知り合いの顔面を撃ち抜いて片目にし(多分)、被害者関係者一同を不幸に陥れただけでなく、自殺によって、自分の家族をも悲しませるという、救いようのない結末になりました。

子どもたちが夢見るようなNFLのスター選手になったのに。人がうらやむような成功を手に入れたのに、殺人を犯す理由がどこにあっただろう。人の人生メチャクチャにしたあげく、自分の命も捨てるのか。不幸を振りまくために生まれて来たんか、おい。

オディン・ロイド殺人事件が起こったのは、2013年。

ロイドさんの彼女とヘルナンデスの婚約者が姉妹という縁で知りあいました。ロイドさん自身もセミプロのフットボール選手でしたが、それだけでは生活していけない状況。車がないロイドさんに、ヘルナンデスが高級車をレンタカーで借りてやったり、一緒にクラブで一晩100万円と豪遊したりしていました。

6月16日の夜、ヘルナンデスから連絡が来て呼び出されたロイドさんは、翌朝、死体となって発見されました。車に乗せられて殺害現場に向かう途中、「俺が誰と一緒にいるか知っているだろう」「Nfl」というテキストを妹に送っていたそうです。

死体が発見されたのは、ヘルナンデスの自宅から1kmほど離れた空き地。銃で数回撃たれ、そのまま放置されていました。

それまでにも、彼の過激で暴力的な一面は問題になっていました。

2007年には、フロリダのレストランで支払いを巡って争いになり、従業員を殴って鼓膜を破裂させています。当時チームメイトだったQBティム・ティーボウが同席しており、仲裁に入ろうとしたが無理だったということ。

フロリダ大学では、何度もドラッグテストに引っかかりました。

2012年には、ボストンで二人殺人事件容疑。ナイトクラブでドリンクをこぼされてカッとなったヘルナンデスが、クラブを出た後、その人の車の横につけ銃を発砲したと、ヘルナンデスの車を運転していた知人が証言しています。

アレクサンダー・ブラッドリーという、この知人は、2013年にフロリダで顔面を撃たれ、片目を失いました。前年の殺人事件の証人を消そうとしたヘルナンデスが犯人だと語っています。

ブラッドリーはドラッグディーラーであり、犯罪者でもあるので、証言は信用できないと二人殺人事件は無実になったわけですが、これらの事件から、ヘルナンデスの冷酷で残忍な一面が浮き出しになりました。

それ以上に驚くのが、犯罪に対しての無頓着さ。人を撃ってそのまま。証拠を隠すとか、バレないように細心の注意を払うとか、そんなことはどうでもいい。警察がどうしようと構わない。と言わんばかりの無造作さは、すでに自分の人生を投げ出しているかのよう。

彼のことを思う友達だっていたでしょう。フロリダ大学のフットボールプログラムなら、コーチやカウンセラーなど、彼をサポートする人がたくさんいたはずなのに。

父親代わりのように親しくしていたコーチもいます。オディン・ロイド事件当日は、ちょうど父の日で、アーロン・ヘルナンデスはそのコーチに「父の日おめでとう」と連絡していました。その日が誕生日だったコーチの息子とも45分談笑していたそうです。

スーパーボウルに出場してタッチダウンも記録していた。ブレイディのパスをいくらでもキャッチして、NFLのスター街道を突き進んで、結婚して幸せな家庭を築けるはずだったのに、それを選ばず、不幸な道に自ら進んで堕ちていったこの人。

自殺報道後には、マイアミ・ドルフィンズのマイク・パウンシー選手が、インスタグラムに友人の死を悼む投稿をしています。フロリダ大学でチームメイトでした。


また、2011年ニューイングランド・ペイトリオッツ対デンバー・ブロンコスの試合後には、トム・ブレイディとティム・ティーボウがこんな会話を交わしています。



ブレイディ:アーロンとブランドンのことは、気をつけて見てるよ。I'm trying to watch over Aaron and Brandon.
ティーボウ:感謝してます。いいヤツらなんですよ。I appreciate that, too, man. They are good guys.
ブレイディ:まあね。大変だけどね。Yeah, they are a lot to handle.

(当時ペイトリオッツのラインバッカーだったブランドン・スパイクスもフロリダ大学でティーボウのチームメイトでした)

人間って、本当によく分からんよね・・・。

自殺報道後、様々な情報が明らかになってきています。

アーロン・ヘルナンデスの額には赤いインクでjohn 3:16と書いてあった。聖書が開いてあり、3通のメッセージが残されていた。法的には無実で死亡したことになるので、ペイトリオッツは契約金の支払い義務がある。娘に遺産を残すために自殺したのではないか。実はヘルナンデスはバイセクシュアルで、それを隠すためにオディン・ロイドを殺害した・・などなど。

これからもしばらく関連ニュースが続くかもしれませんが、もう放っておいたほうがいいような気持ち。

人を殺したアーロン・ヘルナンデスに同情はしないけど、彼の家族と被害者の家族、知人関係者の方々は、本当に気の毒です。残念ですとしか言いようがない・・。

2017/04/11

リチャード・シャーマンのトレードに断固反対

シアトル・シーホークスのコーナーバック、リチャード・シャーマンさんのトレード話が出没しています。

始まりは3月中旬くらいだったでしょうか。どっかの記者が自分の妄想を語ってるだけだろうが、と本気にはしていませんでした。シャーマンさんもテレビ番組で「トレード話、笑っちゃうよね」なんて、アッサリ交わしていたし。

その後、シーホークスのGMジョン・シュナイダーさんが、トレードに関して「持ちかけられた話は聞いている」と発言し、おや、そういう話が無きにしも非ずなんだな~という方向に転進。

でもまあ、これは当たり前かもしれません。どんな選手であれ、トレード話ぐらい来ることはあるでしょう。

3月末にはシャーマンさんが、「この街と仲間を残して、どこかに行きたくはない。でも、これはビジネスだし、チームの方針が変わることもあるだろう」と発言。

4月に入ると、GMシュナイダーさんがラジオ番組に出演し、

「今、噂になっていることは本当だ。彼も、私たちも、どんな話が来ているかオープンに語り合っている。(トレードが)実現するかどうかは分からないが。いつも言うように、そういう話の98%は成立しないものなんだ。しかし、ドアは開いた。外に出て行って、Aのドア、Bのドアの向こうに何があるか見ている」

と説明。な、な、なんかトレード実現しても不思議じゃない様子。え、シャーマン放出?でも、コーナー誰もいないんよ?デショーン・シードは膝の怪我で開幕に間に合わないんじゃ?シャーマンなしのシーホークスなんて考えられない・・・。

ヘッドコーチのピート・キャロルさんは、「何かが起こるとは考えられない」とはしながらも、「彼は去年いろいろあったからね。自分で起こした問題だけど」なんてコメントしていて、それじゃあ、アレかい?ひょっとして、去年シャーマンさんが反抗児だったから、トレードするぞと脅しているんでしょうか?

第6週のアトランタ・ファルコンズ戦では、ディフェンシブコーディネーターにキレて怒鳴ってチームメイトになだめられてた。

第15週のロサンゼルス・ラムズ戦では、オフェンスがゴール前1ヤードからパスプレイを選んだ後、オフェンシブコーディネーターに怒鳴ってた。

う、ウザイ、確かに。コーチにしてみれば、「うっせぇ!お前の出る幕じゃねー!」と謹慎処分くらい叩きつけてやりたいかも。

ピート・キャロルさんが「リチャードは悪かったと反省している」と発言した後に「オレは後悔してない」とかのうのうと言ってたし。

どっかの記者にムカついて「あんたのキャリアつぶしてやるぜ」なんて言ってたし。

言いすぎだっつの!!

さすがに、このコメントに関しては謝罪していましたがね。「ピートいわく、オレにそんな権限はないって」というツイートも。

「どうやってオレのキャリアつぶすんだよ?」
「あんたがメディアパス取れないようにしてやる」
「へえ、そーなの」
「そうさ」

なんてやり取りをした後に、廊下でコーチがシャーマンさんの肩をつついて「リチャード、お前にパスの許可権限ないからね。オッケ?」とささやく姿が想像できて、ま、これはこれで楽しかったんですけどね。ファンとしては。

まぁ、いろいろあってもいいよ。ぶつかり合って、言いたいこと言い合って、それでお互い歩み寄って問題を解決していけばいいじゃないの~。と別に心配なんかしていませんでしたよ。でも、そうしたら最近になって、ESPNのインサイダーであるアダム・シェフターさんが

「トレードは、もともとリチャード・シャーマンが言い出したことだと理解している。シャーマンの要望があって、シーホークスが動いている」

とか言い出すではないですか!

そんな話は聞いとらんぞ!他の記者ならガセネタって言えるけど、シェフターさんは信頼しているんよ。ソースはどこなんじゃー!シーホークスディフェンスの売り物のブラザーフッドって偽物なのかよー。離れられない兄弟なんじゃないのかよー!真偽は如何に?おいシャーマン、出てきて何とか言えーーー!!!

と叫びたいところですが、そんな騒動は知らんこっちゃないと、シャーマンさんはドミニカへ旅立ちました。

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なんだよぅ~、#心配なし#ノープロブレムって。ちぇー、勝手にしろーーー!

トレード、あるかもしれないし、ないかもしれない。シュナイダーさんの言うように98%はないと思う。しかし、それでも少し気がかり。リチャード・シャーマン、いろいろうるさいけどシーホークスでいてほしい。どこにも行くなよ~。おーいぃぃ!

2017/04/10

シーホークスの新人WRシリル・グレイソンはLSUの陸上選手

NFLドラフトを前に、シアトル・シーホークスが新人ワイドレシーバーと契約しました。ルイジアナ州立大学(LSU)の陸上選手、シリル・グレイソンさんという人です。リレーの選手として全米大学チャンピオン4回という記録の持ち主ですが、フットボールは2011年以来プレイしていないという、ほとんど未経験者。

フットボール選手ではありませんが、先週のLSUプロディに参加し、40ヤードダッシュ4.33秒という記録を残しました。今年のコンバイン招待選手と比べても3位になるという好成績。その日のうちにシーホークスから契約の話が来たそうです。


大学5年生、しかもフットボール選手ではないということで、ドラフトを待たずに契約となりました。

「なんていうか、信じらんないよ・・」と語るグレイソンさん。そりゃあそうでしょうよ、ねぇ~。プロディから契約成立に至るまでを取材した記事があったので、それを紹介します。


火曜日プロディ前日
シーホークスのスカウトから電話が来て、いっしょに夕飯を食べる約束をする。レストランでは、LSUのフットボール選手数人も同席。

水曜日プロディ
40ヤードダッシュ、その他ドリルの終了後、スカウトに「明日の予定は何も入れないで。シアトルに連れて行くから」と告げられる。

アパートに戻りシャワーを浴びて、教会に行く準備をする。「父さん牧師だからね。行かないと」教会に着く前には、木曜夜発の飛行機だと連絡が入る。

木曜日
夜8時にシアトル着。「ウソみたい。こんなに早く進むとは。プロディで誰かの目を引くことができるとは思っていたけど、こんなことって」

金曜日
シーホークス練習施設で身体検査。両膝、肘、手首のレントゲン撮影。チーム関係者と会う。本人のことは全て調査済み。「下調べがきちんとしてあった」

身体検査は合格。夜にはオファーが提示されるだろうと、急遽エージェントを探す。父親と連絡を取り、ニューヨークのエージェントに決定する。

オファーは、平均的なルーキー3年契約。約5000万円、保証なし。エージェントが数チームに打診するが、どこも同じような契約で、午後7時6分にはシーホークスと契約成立。家族に連絡する。

月曜日
シーホークスがオフィシャルに契約を発表。

ということのようです。プロディから2日後にはもうプロ契約を済ませているって、本当に夢みたいだったでしょう。本人も家族も信じられないのでは。

それにしても、プロのスカウトってすごいですね。視野の広さ。調査の深さ。フットボール以外の選手まで丹念に調べ尽くしているんだな。膝のレントゲン。うーん、やっぱり・・・。

グレイソンさん、高校時代はディフェンシブバックでした。陸上の奨学金を得て大学へ。陸上のプログラムが終った後、フットボールに参加したかったけれど、奨学金枠85人はすでに決まっていたので、プレイできませんでした。

でも、プロよ、プロ。もちろんトレーニングキャンプで成果が出せなければ、あっさり切られることになるんでしょうが、大きなチャンス。LSUといえば、オデル・ベッカム、ジャービス・ランドリーの後輩ですよ。そんな活躍を期待しよう!

土曜朝にはルイジアナに戻ったグレイソンさん。4月17日にはシアトルに引越して、練習しながら卒業単位取得に必要な勉強を続けるとのこと。

よし、「シリル・グレイソン」という名前を覚えておくことにしよう!ぜひぜひ、レギュラーシーズンで、その俊足を見せてほしいです!ガンバレ~!!


◆追記◆

1.グレイソンさんに関して他の記事を読んでいたら、LSUのプロディで、クォーターバック役となりワイドレシーバー候補生にパスを出していたのは、マット・フリンさんだったという話が。

フリンさんもLSU卒業生です。2012年にシーホークスの先発QBとなるはずだった人。9億円保証の契約を結んでいましたが、その年ルーキーで入団したラッセル・ウィルソンさんが、結局先発を勝ち取ったんでした。現在31歳でフリーエージェントだそうです。



2.シアトルに到着した時、グレイソンさんの銀行口座にあったのは3400円。滞在中の食事をどうしようかと思ってたら、ホテルのルームサービスを1万円まで使っていいとシーホークスのスタッフが伝えてくれたそうです。

3.LSUの学生なら、誰でもプロディに参加できるわけではありません。大学ではフットボールができなかったので、プロになるならこの日しかチャンスがないと、数ヶ月キャッチドリルを猛練習しました。フットボール部に電話をし、メールを送り、押しかけて、なんとかプロディに参加できるように頼み込んで、やっと参加できたようです。

夢のような話が突然降ってきたというワケではなく、自分の夢に向けて努力を続けていたからこそ、こんなチャンスが回ってきた。ぜひ、ものにしてもらいたいぞ!

2017/04/05

ブレイディのジャージ盗難事件解決に一役買った19歳少年の話

さて、みなさん。今年のスーパーボウル直後、トム・ブレイディ着用ジャージが盗まれるという事件がありましたね。その資産価値が5000万円だと報道されていました。

けっ、大げさもいいとこ~。ヒューストン警察署に提出した盗難届の「被害額」欄 にペイトリオッツがそう書いただけやん~自己申告でさぁ~。と、斜め目線で見ておりました。

メキシコでそのジャージが発見されたというニュースを聞いた時にも、正直、呆れました。車の盗難とか空き巣窃盗とか、警察なんか何にもしないくせに、汗臭いジャージ探すのにFBIなんか使ってんじゃねー!国民の税金をそんなことに使っていいのか!警備管理を怠っていたNFLとペイトリオッツに任せておけばいいんじゃー!と。

トム・ブレイディのスーパーボウル着用ジャージ。ペイトリオッツファンにとっては、お宝でしょうが、世界の99.9パーセントの人にとってはどうでもいいことっすよね。ふっ。

と、そんなニュースも忘れかけていた矢先、実は、19歳の少年がこの事件を解決する手掛かりを提供していたという話が。


この人、ディラン・ワグナーさんは、シアトル在住のペイトリオッツファン。(どうですか、この写真。地元放送局がわざわざ12'sの旗を飾っとるw)スポーツもの記念品の収集家なんだそうです。

去年12月にeBayというサイトを通して、ジャージを1着売ったワグナーさん。それを買ったメキシコ人収集家と、自分のコレクションを見せ合ったそうです。写真を送って。相手からは30枚も写真が送られてきました。

「オレ、こんなの持ってんだぜ」「うおおおお!スゲーー!」と、盛り上がったのではないでしょうか。コレクター同士ですからね。そのいくつかの写真の中に写り込んでいたのが、49回スーパーボウルのトム・ブレイディ着用ジャージでした。

「あれ?それ、どこで見つけたの?」というワグナーさんの質問に、「ん、まあ、後で教えてあげるよ」と答えたメキシコ人。実は、この人が今回のジャージ盗難犯人でした。

去年12月には、49回スーパーボウルのジャージが紛失したことは公表されていませんでしたから、「いいなぁ。本物かなぁ」で終っていたところ、今年のスーパーボウル後にブレイディのジャージが盗まれる事件が発覚。

ワグナーさんはペイトリオッツPRやヒューストン警察に連絡を取りましたが、折り返しの電話はかかってこなかったそう。

そんなところに連絡してきたのが、友人のATFスペシャルエージェント、クリストファー・アロンさん。(ATFとはアルコール、タバコ、銃を取り締まる連邦政府機関)アロンさんもコレクターで、12月の写真をワグナーさんと見ていました。

「彼がESPNの記事へのリンクを送ってきてくれた。それには、ブレイディがジャージを盗まれたのはこれが初めてじゃないと書いてあった。シーホークスとのスーパーボウルでもあったことだと。人が努力して勝ち取ったものを、堂々と盗むヤツがいるなんて信じられない」

と語るワグナーさん。友人のATFスペシャルエージェントがFBIに連絡し、ワグナーさんは犯人の情報を提供したというわけです。

「彼(エージェント)が言うには、スタジアムのビデオだけじゃ証拠が不十分だったらしい。僕の写真がなかったら、家宅捜査の許可は取れなかったかも」

だそうですよ~。

19歳の少年が、コレクターつながりでATFエージェントと友達だってこともすごいし、この犯人もコレクションを愛するあまり、つい足が出たってところがミソ。隠しておけばいいものを、ちょっとトム・ブレイディ見せてやろうか、すごいだろ?なんて気持ちが、命取りになりましたね。あぁ~。

「いつか、トム・ブレイディと会えるといいなあ。夢が叶ったらいいな。ジャージが彼の元に返ってきて本当に嬉しいよ」

と語ったワグナーさん。トム・ブレイディがペイトリオッツの試合に招待してくれるだろうよ!飛行機代、宿泊代付き、サイン入りジャージ、ボール、その他もろもろ付きで。

ねぇ~。5000万円のジャージ2着も見つけてもらったんよ~。

みんなに愛されたトニー・ロモさんが引退を決めたのは・・

ダラス・カウボーイズのQBトニー・ロモさんが引退を発表しました。

「えぇーッ、残念。好きだったのに」という声があちこちから聞こえた今日。みんなロモさん好きだったね。カッコよすぎず、なんか親しみやすいお兄ちゃんという感じでした。

2003年にドラフト外でカウボーイズに入団し、3年後には先発QBに。プレイオフ出場5回のうち、勝ったのは2回。というと、あまりいい成績には聞こえませんが、パッサーレイティングは歴代4位。


しかし、最近は鎖骨の骨折、背中の怪我が続き、2年間で5試合にしか出場していません。今月で37歳という年齢を考えると、引退もやむ終えない・・・。

昨シーズンは、プレシーズン試合で背骨を痛め、ルーキーQBダク・プレスコットさんが先発になりました。チームは連勝に連勝を重ね、カウボーイズのファンは盛り上がっておりました。

ロモさん、実は怪我が治った11月半ばに、「先発QBの座に再び挑戦させてほしい」とチーム幹部に願い出ていたそうです。「先発に戻してくれ」ではなくて、あくまでも「争わせてくれ」という意味で。

しかし、チームは連勝中。ファンも首脳陣も、プレスコットに将来のQB像を見だしつつある。プレイオフへ向かう大切な時期に、チームの方針を変えることはできないと、ロモさんに説明しました。

「トニーにはつらかったと思う。トニーを愛する人たち、このチーム、組織にとって、大変な決断だった。しかしチームはダクに一任していたんだ。ダクにもトニーの気持ちは分かっていた。そして感謝していたと思う」

と語るのは、幹部のスティーブン・ジョーンズさん。

これって、あれか・・。ロモさんが「カウボーイズの先発QBはダクだ。僕はバックアップにまわる」と記者会見した、その前の話だね・・・。

新人ダク・プレスコットさんは、プレイオフでもグリーンベイ・パッカーズ相手に十分活躍できることを証明しました。

カウボーイズには自分の場がなくなったロモさん。オーナーのジェリー・ジョーンズさんは、オフシーズンプログラムが始まる4月17日には、ロモさんの去就をはっきりさせたかったそうです。

ヒューストン・テキサンズにトレードの話もあったけれど、それほど熱のこもったオファーではなかった。ブロンコスは、トレバー・シーミアン、パクストン・リンチという若いQBを育てるのが優先だ。そのためにマイク・マッコイというオフェンシブ・コーディネーターを雇った。リーグ全体に、ロモさんを何が何でも欲しいという熱がない。ペイトン・マニングがコルツを去った時とは違う・・・。

そんな冷えた市場の状況も、引退してテレビ実況者への転進を考えさせた理由のひとつかもしれません。

カウボーイズ関係者によると、ここ数年、トレーニングキャンプ初日に現れたロモさんは、ちょっとしまらない体つきだったという報告も。キャンプ中に体をつくればいい、というスケジュールで。

これ、トム・ブレイディとかラッセル・ウィルソンとかならば、オフシーズンにしっかり体を作ってキャンプに臨むという気がします。wwロモさん、そんなところも憎めないんですが、まあいいじゃないか。引退して少しは気をぬいたらいいじゃないの~。

CBSの実況をするそうなので、シーズンが始まったら、毎週ロモさんに会えます。どんな実況してくれるのか、楽しみでもあります。

では、昨シーズン最終戦に登場したロモさんの、選手生活最後となったタッチダウン。この試合、見てました。おお!ロモさんやるう!という素晴らしいドライブでした。


また、こういうお茶目なところも憎めないww


さようなら、ロモさ~ん。ありがとう~。


2017/04/03

ラインを飛び越えてのキックブロックはこれで見納め

先週は、NFL競技審査会でこれまでのルールがいくつか変更されました。そのうちのひとつが、「フィールドゴール、エクストラポイントのキックの際に、ディフェンスの選手がオフェンシブラインを飛び越えてブロックする行為は禁止」です。

昨シーズン、シアトル・シーホークスのボビー・ワグナー選手がやっていました。こんなやつ。


この時、ワグナー選手の足がスナッパーの背中をかすっていましたが、選手の上にどしんと着地しない限り反則にはなりませんでした。

この試合、延長戦では、アリゾナ・カーディナルスがフィールドゴールを決めれば勝ちという場面で、再び跳んだボビー・ワグナーさん。



ブロックすることはできませんでしたが、キックはポールに当たって失敗。前からはボビー・ワグナーが突っ込んでくる、横からはリチャード・シャーマンが飛び出してくる、とそんな目にあってカタンザロさんもビビッたことでしょう。落ち込む顔が*ちょっとだけ*気の毒。

簡単なようにも見えますが、ボールのホルダーがロングスナッパーに出す合図をあらかじめフィルムで勉強しておかなければいけないし、スナッパーの構えが低いか高いか、助走の位置なども瞬時に判断しなければなりません。

「(スナッパーが)低く構えてたからね。フィルムで見たように、本当に低かった。だから跳べるだろうなと思ってやってみたら成功した」

ワグナーさんは試合後に語っていました。練習では、飛び越すプレイをしていなかったので、ぶっつけ本番だったようです。小さい頃はバスケットの選手だったから、自分にはぜったいできると信じてチャンスをうかがっていたとのことですが、そんな、子どもの頃の思い込みでよくやるな・・(汗)という気もします。

きれいに決まれば、う~ん芸術的・・と唸りたくなるようなこのプレイですが、来シーズンからは前面的に禁止に。

こういうエンターテイメントも見たい。チェ~またNFLのお偉方が試合をつまんなくしちゃってるよ~とブツクサ言いたいところではありますが、選手の安全を考えてということなので、ま、しょうがないでしょう。32チームのオーナーが投票を行った結果、満場一致で可決されたということです。

ボビー・ワグナーさん、それから同じシーホークスのカム・チャンセラーさんは、この決定を不満としておりました。


偶然にヘルメットとヘルメットがぶつかるのもダメ、ラインを跳ぶのもダメ、いったい次は何だよ?と、たいそうご不満の様子。

でも、このプレイを禁止にしようという案は選手会からも出ていたそうです。

「これ、イヤなんだよね。月曜日に、誰がこのプレイをするのか決められて、その誰かになるのがイヤなんだよ」

と語る選手のほうが多いとか。ま、そういう気持ちも分かるような・・。

ということで、これからはもう見ることの出来ない、カム・チャンセラーさんのジャンプ。2015年、プレイオフでのカロライナ・パンサーズ戦です。



1回目、なんでこれ失敗したんだろう?まん前まで行ってたのに?と、ちょっと不思議。オフサイドの後、2回目も跳んで、これはブロックしたものの、キッカーにぶつかって反則となりました。

改めて見ると、こういう見せ場、盛り上がっていいのになぁー。

去年はニューイングランド・ペイトリオッツのジェイミー・コリンズ選手もブロックに成功。

失敗の場合もありますが、それでも意表をついて、試合の楽しみでもありました。


残念と言えば残念。でも、ボビー・ワグナーさんは「オレたちはクリエイティブさ。違う方法を見つけるぜ」と語っていましたよ。

いったいどういう作戦を練ってくるのかな?ラインを飛び越えてのブロックが無くなって、ちょっとホッとしているかもしれないキッカーの方々を、まだまだ苦しめてほしいです!

ゴールに失敗したキッカーの苦悩の顔って、けっこう好き・・・。

2017/03/26

コンカッションダイアリー:脳震盪とCTEに苦しんだ高校生の記録

頭部に激しい衝撃を何度も受けると、脳に決定的な傷がつき、様々な障害を引き起こす。例えば、感情の起伏が激しくなる。鬱になる。物忘れをする。激しい頭痛が続く。そうした脳障害をCTEと呼びます。

プロフットボール選手が引退後にCTEを発症したという話は、今までに何件も聞きました。でも今回は、高校でフットボールをしていた選手がCTEに苦しみ、24歳で自らの命を絶ったという話です。今年1月、雑誌GQに掲載されました。

「頼む!僕のコンピューターを見てくれ。僕の話を印刷して皆に知らせてほしい。最後の願いを叶えてくれ。コンピューターのパスワードはzacman」

という走り書きをベッドの上に残したザック・イースター。コンピューターには「コンカッション:沈黙の闘い」と題した文書39ページが残っていました。死後はこれを公表してほしい、自分の脳はコンカッション財団の研究に寄付してほしい、という遺言も。



「僕は小学校3年の時からフットボールを始めた。兄がチームに入っていたし、父がコーチをしていた。ラインバッカーとフルバックのポジションをずっとしてきた。僕が一番激しいヒットをするラインバッカーとして知られていたと思う」

「この頃から、僕は頭を武器としてプレイすることを学んだ。どのプレイでも、ずっと頭を低く構えてプレイしてきた。僕は他の選手に比べて背が低かったが、頭を下げてぶつかれば、戦いに勝てた。そうすれば、コーチや選手からも注目された。

今思い返してみると、練習の時にも頭痛があった。だけど、コーチや友達には、タフなハードヒッターだと評判だった。そう言われるのが嬉しくて、練習や試合で頭痛がするなんて言いたくなかったんだ」

「6年生の時には、ゴリゴリ走り抜けるフルバック、ランニングバックになった。僕はチビで太めだった。だけど、ボールを持ったらラインバッカーを押しのけて走った」

「僕は父に証明したかった。兄のようにフットボールができるところを見せたかったんだ。校長や先生に、どうして兄みたいな良い生徒じゃないのかと言われることに嫌気がさしていた」

「父は恐ろしくタフなフットボールコーチで、イースター家の者は、いつ、どんな時でも鋼のように強靭でなければならなかった。弱みを見せるな。怪我をしても試合から降りるな」

「僕の脳震盪は、父のためだったのかもしれない。父に認めてもらって、自分がタフだと思いたかった。今はすべて後悔している。スポーツなんかしなければよかった」

ザック・イースター最後の試合となったのは、2009年、高校3年生の10月。8月、9月にも脳震盪を経験していました。9月の脳震盪の後は、ザックが寄り目になっていたとチームメイトが語っています。「医者に診てもらったが、症状は全部ウソをついた」と日記には記していました。

「正直に言うと、激しい頭痛が毎日続いていた。吐き気、めまいもずっと。だけど、僕はタフだ、大丈夫だ、と自分に言い聞かせた。吐き気がして汗が出て、教室を退室したこともあった。この頃から鬱病になったかもしれない。故障で練習を休むなんて恥ずかしい」

トレーナーの許可を得て出場した試合でしたが、第3クォーターの衝突で脳震盪。チームメートに引きずられてベンチに戻って来た彼は、ヘルメットを脱ぐと頭を下げて泣き出しました。頭はガンガン鳴っていましたが、救急処置をほどこすような症状はありませんでした。

「最後の脳震盪を機に何かが変わった。鬱がひどくなり、不安障害もでてきた。感情がコントロールできない。理由もないのに人に当り散らした」

大学に進学したものの、後遺症はひどくなるばかり。頭の中では雷が鳴っているよう。車を運転中、どこを走っているかを忘れる。買い物に行った店で、何を買いに来たのか思い出せない。幻聴が聞こえる。ルームメイトにはアルツハイマーになったんじゃないかとからかわれる。不安から、ザックは処方薬、酒、ドラッグを乱用するようになります。

「正気でいるためにドラッグに頼りすぎている。止めなきゃいけないけれど、同時にやけっぱちにもなる。自分の将来が怖くて落ち込む。ネットでCTEの情報を見つけた。もう二度と見ない」

就職もしましたが、商談中に何を話しているか分からなくる。ろれつが回らなくなる。最後の試合から6年経って、ザックは、診断を受けた5つの脳震盪と、頭を武器として使ったことによる多数の打撲が、症状の原因だと確信します。

医者の診断を仰げば、多分CTEだろうという答え。言語療法士に会い、セラピーにも通いましたが、精神科医には「最後は文無し、ホームレスになって精神病院に入るだろう」と告げられました。

とうとう2015年6月、24歳の誕生日に、ザックは今まで隠してきたCTEとの闘いを両親に告白します。唖然とする家族。NFL選手がCTEを患うというニュースを見ても、この時まで父親は本気にしていませんでした。

2015年11月には、1度目の自殺未遂。銃を持って湖畔にいるところを父親と警察に保護されます。

クリスマス後には、カリフォルニアにあるアルコール依存症と精神病施設に入院することになっていたザックですが、そんなことをしてもしょうがないと、乗り気ではありませんでした。

そして12月19日の午前12時24分。今までの感謝を伝える不吉なメッセージが、ザックのガールフレンドの携帯に届きます。ザックの兄が実家に連絡し、父親が部屋に行ってみると、殴り書きのメッセージがベッドの上に散らばっていました。

父親がザックの12歳の誕生日にプレゼントしたショットガンがない。弾丸も。母親の車も消えている。

父親が湖に直行すると、そこにはもう警察が。ザックは駐車場で自分の胸を打ち抜いて、亡くなっていました。

4日後の葬式に出席し、高校のフットボールコーチは自分に問いかけます。「これは、私の責任なのか?」と。

コーチもスタッフも、正しいタックル法を教えてきた。しかし、攻撃的であることを止めさせようとしたことがあっただろうか。どちらかといえば奨励してきた。ザックはその典型だった。

コーチ自身、高校時代には、親友がヒットを受けて脳障害を患った。車椅子の生活を送り、やがては亡くなった。2008年の練習中には、ラインバッカーの生徒がキックリターンの際にヒットを受けて頭部を打撲した。意識不明になって救急車に乗せられたが、その時、ザックはフィールドにいたはずだ。こん睡状態が3週間続いて、そのあとリハビリ施設に入院した。完全には回復できず、23歳の今でも両親と一緒に住み、依存症に苦しんでいる。

この二つは事故かもしれない。だがザックの場合は?

「棺の中に横たわる彼を見て、思わないわけにはいかない。こんなことは、もうたくさんだと」

「私は両方見てきた。フットボールの喜び、大勝利の瞬間。しかし、葬式にも参列してきた。フットボールは、する価値のあることなのだろうか?そう思ったことは何回もある」

そうコーチは語っています。

ザックは家族に指示を残していました。自分の文書をフェイスブックに載せてくれ。そしてCTEのことを世間に広めてほしい。みんなに真実を知ってほしい。

ザックの脳は、映画「コンカッション」のモデルとなったオマル医師のところへ送られる予定です。家族は、CTE Hopeという非営利団体を創設し、頭部外傷についての教育、脳震盪の予防、研究に協力していくつもりです。ウェブサイトは、www.cte-hope.orgとのこと。

2017/03/23

デカくても、たくましく走ってほしいRBエディ・レイシー

フリーエージェントで選手がいろいろ動いていますが、シーホークスにはランニングバック、エディ・レイシーさんがやって来ました。

2013年のドラフト2巡、全体61位でグリーンベイ・パッカーズに指名された選手です。いきなり1178ヤードを記録して攻撃最優秀新人賞に選ばれ、2年目も1139ヤード。しかし3年目は758ヤード、4年目の2016年は、足首の怪我で5試合出場360ヤードに終わりました。

成績は落ちているものの、可能性はまだまだ。なので、パッカーズと契約更新するのだと思っていました。ヘッドコーチのマッカーシーさんは、「レイシーに戻ってきてほしい」と言っていたし、アラバマ州でリハビリ中のレイシーさんに会いに行ったとも報道されていました。

シーホークスとの契約は1年5.5億円(強)で、そのうち約3億が保証。目標体重を維持できたら月に550万円もらえるというボーナスがついています。

現在267パウンド(120 kg)という噂ですが、5月に255、6月8月に250、9月から12月まで245パウンド(110 kg)というのが目標です。

レイシーさんの大学時代の公称体重は235パウンド。しかしプロになってからは、ずーっと太ったとか痩せたとかニュースになってきました。

2015年のシーズン後には、マッカーシーコーチに「もっと頑張ってもらわんと。去年のオフシーズンで失敗して、それからリカバリーできなかったんだ。今年みたいな体重でプレイはできんよ」なんて言われていたし、QBアーロン・ロジャースさんにも減量を示唆されていたそう。

「ロジャースが言ってたのはさ、オレがもっとパスゲームにからんだり、いい選手になりたかったら、それもいい考えだってことだよ。もう少し敏捷になるってことで」

「だから、べつにそうしなくてもいいんだ。ちょっと上手くなるってだけだから」

とは当時の言葉ですが、なんという言い草ww

「あんた、自分の可能性を無駄にしているよ!ベストの選手になろうと思わんのかい!?」と肩をつかんで揺さぶってやりたい。あんた、プロやねんで?!って。しかし、レイシーさんは、食べることが大大大大好きなご様子・・。

「食いモンのことしか考えられない・・・ソニック、さあ行くぜ」

「アパートで荷造り中・・・食べ物を差し入れしてくれる優しい人はどっかにいないかな」

「食いまくってる・・・体重を落とすハズだったのは承知の上・・・」

「テディベアのグミを30分間食い続けている」

「中華料理を食べに行くぜ」

「この、今から食べる中華料理が、なんとも>>>」

「ウーン・・まず中華料理だ。それから部屋に帰ってきて掃除。昨日しなかったからな」

などという過去の食べ物系ツイートをまとめて記事にされている人でもあります。

素晴らしいです、この食べ物に対する愛情。そうか、そんなに食べたいのなら、気のすむまで食べさせてやりたい。ロジャースさんやマッカーシーさんにブツブツ言われないところで・・・。

というわけでもないでしょうが、シーホークスのヘッドコーチ、ピート・キャロルさんは「デカくていい。デカくて、タフで、強い彼がいいんだ」と言っています。「だけどね、ベストの体型でいてほしい。彼にとって最高の走り、耐久力、回数をこなせるような」とのことで、245パウンドまでなら許容範囲らしいです。

シーホークスのランニングバックさんたち、トーマス・ロールズさんやCJ・プロサイスさんもウカウカできませんね!こうなっては練習にも気合が入るでしょう。第1バックは誰になるのかな~。

この1年で結果を残さねばと、レイシーさんも本気になっていると思います。足首の怪我、そしてこれまでの脳震盪2回も心配ですが、ぜひチームの力になってほしいです。

ということで、レイシーさんのゴリゴリ走り。レイシー、行け~!

2017/03/19

NFL鎮痛剤乱用についての裁判報告書

先週のことですが、NFLの鎮痛剤乱用に関する報告書がニュースになっていました。

NFLチームは、連邦が制定した薬物保管法、服用記録、運搬法の規定を守らずに処方薬を使用していた。選手に対し、どんな薬か、どんな副作用があるかの説明を怠っていた。それが原因で、今でも内臓疾患や慢性の痛みに苦しんでいると、NFLを引退した選手1800人が集団訴訟を起こしています。その報告書の一部が公表されました。

フットボールをしていれば怪我は避けられない。怪我をしてもプレイをするためには痛み止めが必須。副作用、後遺症を考えれば、強い薬の多用は避けたいが、しかし、やむを得ない・・というこの現状。

選手が鎮痛剤を多用していることは、これまでにも報道されていました。試合前のロッカールームでは、トラドールという強い鎮痛剤をお尻に注射してもらう選手が列を成し、それはTトレインと呼ばれている――という話もありました。

チームドクターは気軽に鎮痛剤を処方してくれるようだ、とも聞いた事がありますが、この報告書では、具体的な数字が挙がっています。


問題となっている鎮痛剤は、まずトラドールtoradol。依存症になることはありませんが、国によっては、手術後に病院内でしか使用されない強い薬です。錠剤、または皮下注射で服用します。

次に、バイコディンvicodin。オピオイド(アヘン物質)を成分とする薬なので、依存症になる場合があります。

そしてNSAID。炎症を防ぐ、痛みを和らげるなどの効用があります。

報告書に記載されたいくつかの事例を挙げると・・・

● 2010年、サンディエゴ・チャージャーズの選手が路上検問で止められた際、バイコディン100錠を所持していたことが発覚。麻薬取締局がNFLの調査に乗り出す。当時のチームドクターは2013年にチームを去ることに。

● 2009年シーズン、ニューヨーク・ジェッツが消費したトラドールは1178回分。バイコディンは1564回分。

1178をロースター53人で割ると22。選手一人当たり平均でトラドールを22回服用したことになります。もちろん、使用回数の少ない選手もいるでしょうが、22をはるかに上回る数で服用していた選手もいるはず。どのくらい上回るんだろう、と考えると、ちょっと空恐ろしいような気がします。

● 2012年シーズンにピッツバーグ・スティーラーズは7442回分のNSAIDとその他の処方薬を2123回分使用。(これでもNSAIDの使用量はリーグ10位、処方箋薬は14位)

● 2011年の調査では、644人の引退選手の22%が、現役時代に毎日6錠以上の鎮痛剤を服用していたと答えた。

● 2014年、32チーム中27チームから返答を得た調査では、平均26.7人(53人ロースターの半分以上)が、試合の日に少なくとも1回分のトラドールを使用。

2014年という、ごく最近の調査ですら、これ。私たちがテレビで試合を見ているその時、画面に映っている選手の半分以上が、強烈な鎮痛剤を投与しつつプレイしているということになります。

試合中に起こる怪我を予測して、あらかじめトラドールを打っておく。そういう場合も多くあるそうです。

リサーチが進み、鎮痛剤の過剰摂取による障害が明らかになるにつれて、昔のようにホイホイと医者が鎮痛剤を渡す、選手もそれを気軽に服用する、ということは少なくなってはいるでしょう。

しかし、フットボールをプレイする以上、痛みとどうやって付き合っていくかは、これからもずっと考えなければならない。事実を明るみに出す。そして、選手もリーグも鎮痛剤の危険性をしっかり認識する。そこから、少しずつ変えていくことになるのでは。

マリファナが合法化された州もあるので、鎮痛剤としての効用の研究もこれから盛んになるでしょう。NFLでは現在禁止となっていますが、将来は変わっていくのかもしれません。

脳震盪と鎮痛剤。NFLのダークサイド・・・。

2017/03/15

デマーカス・ウェアにとっての最高の試合

デンバー・ブロンコスのLBデマーカス・ウェアさんが引退を発表しました。

34歳。ダラス・カウボーイズで9年、ブロンコスで3年プレイし、2017年はフリーエージェントとなっていました。9億円のオファーもありましたが、ユニホームを脱ぐ決意をしたとのこと。

昨シーズンは第2週に肘を骨折。手術後には復帰して計10試合に出場しました。しかし12月末には、かねてから痛めていた腰の手術をすることに。

チームメイトのボン・ミラーさんは

「デマーカスは、フェラーリさ。ブレーキに問題が出たかもしれないけど、ガスはまだ残ってる。ブレーキは直せるからね。戻ってくるよ。彼はチャンピオン、リーダーなんだ」

なんて言ってたんですけどね。ミラーさんをはじめ、若手選手を指導して人望も厚いウェアさんでした。フィールドの中でも外でも見本となるような人柄で、ロッカールームでの存在感も圧倒的だったようです。エマニュエル・サンダースさんは「ディフェンスのペイトン・マニング」と呼んでいました。


引退発表後のインタビューを抜粋してみると・・・

「体の調子はいい。若々しく感じる。あと2、3年はプレイできる確信はある。しかし、現実的にならないと。今は良くても、どのくらいもつのか。34、35でどれほど耐えられるのか。怪我が避けられないようなことをするのに」

「フットボールは私に良くしてくれたし、フットボールを愛している。これからもだ。もちろん、プレイしたい。しかし、理性より情熱をとることはできない。敬意と共に立ち去るよ。ファンに、家族に、チームメイトに、どの試合でも自分の全てを捧げてきた。100パーセントだ」

昨年はスーパーボウルでミラーさんと共に大活躍し、サック2回。猛烈なパスラッシュで勝利に貢献しました。選手生活で一番心に残っている試合は、スーパーボウル優勝と思いきや、2009年のニューオーリンズ・セインツ戦だと語っています。

当時、ウェアさんはカウボーイズに所属。2連敗し8勝5敗となった後、13勝0敗のセインツと対戦した12月の試合。

「前週のサンディエゴ戦で、正直、首の骨を折ったと思ったんだ」

頭から相手と激突したウェアさんは、担架で運ばれました。チームの人が細心の注意を払ってヘルメットを脱がせてくれたそうです。身体の方が大事だ。試合には出なくていいと告げられましたが、ニューオーリンズへ同行しました。

「ロッカールームにいて、感じたんだ。フットボールっていうのは、理解してほしいんだが――自分のためにするんじゃない。チームメイトのためにプレイするんだ。私はずっとそうしてきた。

誰も何も言わなかったけれど、分かった。D-ウェア、オレたちにはお前が必要なんだ。まる一週間、防具をつけてはいなかった。この試合に勝たないと、プレイオフに行くチャンスが無くなるんだ。

試合前にヘルメットをつけて、選手と頭をぶつけてみた。試しに。大丈夫だった。それでイケると思った」

この試合でウェアさんは、サック2回、ファンブル誘発2回。セインツはターンオーバー2回で敗戦を喫し、カウボーイズはNFC東地区1位でシーズンを終えました。

「自分にとって大きな試合だった。ディフェンスのキャプテンだったが、それよりも大きな信頼を得た。『この男は戦士だ。思ってたとおりだ』と。私にとっては敬意が全てだ。自分よりチームが大事だ」

「しかし、今度は自分を先に置く。家族をまず先に置くよ。さあ、見てろよ。行くぞ」

ということです。ウェアさんは、引退前にはロスアンゼルス・ラムズを訪問し、ウェイド・フィリップさんと面会したとも報告されています。フィリップさんは、カウボーイズでウェアさんのヘッドコーチ、ブロンコスではディフェンシブコーディネーターでした。どんな話をしたんでしょうね・・・。

では、セインツ戦の最後の場面。


そして、引退記念のハイライト。1:32で「背中にロモって書いてあるけど、これどんな意味?」ってQBトニー・ロモさんをからかっています。フイをつかれたロモさんが「あ・・スーパーマンかな?」ってところがww好きw


お疲れ様でした!

2017/03/13

ジョーダン・キャメロン:フットボールを好きでやってるヤツはそんなにいない

3月10日、マイアミ・ドルフィンズのタイトエンド、ジョーダン・キャメロンさんが脳震盪の影響を懸念して現役引退を発表しました。

現在28歳。クリーブランド・ブラウンズで4年、マイアミ・ドルフィンズで2年プレイし、2013年にはプロボウルにも選ばれた選手です。昨シーズンは第3週ブラウンズ戦でプロ入り4回目の脳震盪を経験し、IR(故障者リスト)となっていました。

「脳震盪のことばかり考えてしまう。こんな状態でフットボールはできない」

と語っています。現在は全く症状がなく、お医者さんからもOKをもらっていますが、将来を考えると、リスクを犯してまでフットボールを続けることは出来ないと判断しました。


報告された脳震盪は4回ですが、小さい時からずっとフットボールをしてきたら、頭を打ったことは数え切れない程あるはず。コンカッションプロトコル入りして、毎日脳神経外科医の質問に答えて、テストをして、将来、後遺症に苦しむのでは?と不安を抱えて過ごすなんて、誰だって気が重くなります。引退を考えるのも当たり前。

このキャメロンさん、後日、「ほとんどの選手は、フットボールを好きでやっているわけじゃない」と発言していました。

「たいていのヤツは嫌いだと思う。皆それぞれの理由でプレイしているんだ。その理由がその人にとって重要なら、フットボールが好きじゃなくてもプレイできるさ」

「-10℃で、120kgの男にヒットをくらって、そんなのが好きなヤツなんてどこにいるんだ?『フットボールが好きか?』なんて、そんな質問には我慢できない」

脳震盪が怖くて、躊躇してプレイしたこともあると認めているキャメロンさん。フットボールには感謝しているし、競争すること自体は楽しかったと語っています。一番の喜びは、チームメイトたちとの連帯感でした。

「今まで逢ったいい人たちは、たいがいフットボール選手だったよ。みんなロッカールームが恋しいって言うけど、本当にそう。地に足が着いた、聡明な人間がいるんだ」

「フットボールが好きな人もいる。レイ・ルイスはフットボールが好きだ。ペイトン・マニングも。だけど、たいていの選手は、好きではない。これを読んだ選手は、オレの言っていることが分かると思うよ」

こんなふうに言われると、ファンとしては、残念な気持ちが隠せません。でも、実際のところ、納得できるところも。

私たちはヒーローとして選手を見ているけど、本人にとってはバラ色なところばかりじゃない。どんな仕事をしていても嫌なところはあるだろう。ましてや、フットボール選手が体に受ける負担は大変なもの。スター選手でもなく、2、3年で使い捨てにされる選手だってたくさんいることだろうよ・・。

というようなことを、ふと思ってみました。

2017/03/12

オスワイラー獲得のブラウンズからしばし目が離せないかも・・・

フリーエージェント解禁で、動きが騒がしいNFL界隈です。今週は、ヒューストン・テキサンズのクォーターバック、ブロック・オスワイラーさんがクリーブランド・ブラウンズへトレードという大ニュースが。

去年、デンバー・ブロンコスからテキサンズへ移籍したオスワイラーさん。4年で72億円(強)、そのうち37億確定という大型契約で話題になりました。しかし、成績は奮わず先発を下ろされるハメに。ヒューストンのファンにも愛想を尽かされて、ブーイングの嵐でした。

トレードで、厄介払いができたテキサンズ。一方、ブラウンズは、来年のドラフト指名権が狙いだったようです。102億円のキャップスペースがあるので、少し金を使っても懐は傷まないってことですね。

テキサンズが差し出したのは、オスワイラー(2017年給与16億円)+2018年ドラフト2巡指名権+2017年6巡指名権。それをブラウンズの2017年4巡指名権とトレードです。

その結果、ブラウンズのドラフト指名権はこんな。


ブラウンズは、オスワイラーさんをキープするつもりはなく、さらにトレード先を探しているとのこと。溜め込んだドラフト権と、ニューイングランド・ペイトリオッツQBガロポロとのトレードを狙っているという話も。また、トレード先がない場合、オスワイラーはカットとも。

なんとまあ大胆な。そして、こんな動きのウラにいるのが、フロントトップのサシ・ブラウンさんと、その右腕ポール・デポデスタさん。2人とも去年のオフから現職に就きました。

デポスタさんは、映画「マネーボール」でジョナ・ヒルが演じた分析家のモデルとなった人。各種統計を選手評価に活かし、弱小チームだったMLBオークランド・アスレチックスを蘇らせました。

その後、LAドジャース、NYメッツなどを経て、2016年にNFLへ。ハーバード大学では野球とフットボール(ワイドレシーバー)をプレイしていた統計・分析の専門家です。NFLでも、何か新しい分析法、デポデスタ法とでもいうようなものを見せてくれるのかもしれません。

NFLでは、2014年からショルダーパットにチップを埋め込んで、選手のポジション、動き、速さなどを記録しています。このデータから何が分かるかというと、例えば、クォーターバックが一番オープンになっているレシーバーへパスを投げたかどうか。膝の手術後復帰したパスラッシャーが、手術前と比べてスピードに違いがあるか。相手のセーフティが3rd downで、どの方向に何インチ位置を変えたか。そういうことが、一瞬で分かるんだそうです。

すごいですね。こんなデータを有効に使えるチームが、力をつけていくのかもしれないし、こういうところがデポデスタさんの腕の見せ所なのかも。

でも、なんにしても数年経ってみないと結果は分かりません。ドラフト指名権をたくさん持っていても、ブラウンズは、プロで通用する選手を指名することができるのか?新人を育てていくことができるのか?データだけでは分からない選手の特質みたいなものはどうなんだ?と、疑問もいろいろ。

ブラウンズは、QBジョシュ・マッコウン、QBロバート・グリフィンⅢも解雇しました。去年ドラフトでとったコーディ・ケスラー先発でいくつもりなのでしょうか。そういうところも気になります。

有名どころのフリーエージェント選手も、まだたくさんウロウロしているところ。ちょっとしばらく各チームの動きが気になります。ドヒャー!という動きが必ずありそう・・・。

2017/03/09

ブランドン・マーシャルがジャイアンツのNo.2レシーバーへ

WRブランドン・マーシャルさんがニューヨーク・ジャイアンツと契約しました。2年で12億円(強)という話。

自ら願い出て、ニューヨーク・ジェッツにリリースされたのが数日前。今月末に33歳になるマーシャルさんは、これまでにプロボウル選出が6回と、誰もが力を認める選手なのに、プレイオフに出場したことはありません。そろそろスーパーボウルをねらえるチームに行きたいということで、今回の移籍になったようです。

契約書のサイン。・・・ずいぶんカンタンなサインやね・・・。


2006年のドラフト4巡でデンバー・ブロンコスに指名され、2年目にはチームのナンバーワンレシーバーとなりました。マイアミ・ドルフィンズ、シカゴ・ベアース、NY・ジェッツと移籍しましたが、どのチームでもナンバーワンレシーバーとして活躍しました。

しかし、ジャイアンツではナンバー2として、チームに大いに貢献する意気込みです。契約のニュースが報道されたあと、さっそくニューヨークのラジオに出演して、インタビューに答えていました。

「オレはナンバー1レシーバーじゃない。それはNFL一番のスーパースター、オデルだよ。ナンバー2は2人。オレと、シェパードさ」

「オデルとは友達さ。2年くらい付き合いがある。去年、彼の行動が問題になったときには、オレの意見をアドバイスをしたし、彼も心情を話してくれた。力になれたかな」

そうです、去年はオデル・ベッカムが(ジョシュ・ノーマン戦で)ムキになりすぎて批判されていたんでした。その時、ブランドン・マーシャルさんはベッカムを擁護していましたよ、そういえば。

ジャイアンツのコーチ、マカドゥーさんが記者会見で「オデルには自分をコントロールしてもらわないと」と非難がましく語ったのに対して、「そういうのはロッカーでオデルに直に言っておけばいい。表で言うことじゃない。チームはもっとオデルをサポートしないと」というようなことを言っていました。

「分かるんだよ、そういうの。オレだってそういう選手だったんだ。昔はオレだって、いつもキレてた。今は時々になったけど。彼だって経験が糧になる。いいことも悪いことも。オレなんか11年やってきてるんだよね」

と語るマーシャルさん。ベテラン選手らしいですね!頼りになりそうですね!なにかと青い若手選手の見本となってサポートしてくれたらコーチ陣だって助かりそう~。そういうところでも期待したいです。

QBイーライ・マニングさんはさっそく連絡をくれたそうです。4月にはレシーバー陣と自主トレを計画しているとのこと。これまで、自分のクォーターバック(ジェイ・カトラー、ライアン・フィッツパトリック)を褒めて褒めて褒めまくっていたマーシャルさん(「カトラーはMVPにだってなれる」と断言してヒンシュクをかっていたですよ・・・)ですから、イーライとも仲良く息のあったところを見せてくれるんじゃないかな。

ということで、来シーズンのジャイアンツがなかなか楽しみです。

・・・でも、アレですよね。ジャイアンツはWRビクター・クルーズさんをカットして、ブランドン・マーシャルに乗り換えたってことですからね・・・プロの世界なんだからそんなの当たり前なんですけど、クルーズさんにしたら、チェーそう来るかよ・・ですよね・・・ビクター・クルーズはどこに行くのかなぁ・・・。

ブランドン・マーシャルさんは、さっそくジャイアンツの練習施設でトレーニングしていましたよ。張り切ってるで。



2017/03/06

ドラフト1位指名当確らしいよ マイルス・ギャレット

またもやNFLコンバインの話題。

テキサス農工大のディフェンシブエンド、マイルス・ギャレット選手が、なんだかスゴイらしいです!もうドラフト1位指名はこいつに決定だ!と報道陣が盛り上がっていました。

まずは、垂直跳び。


むむむ。身長193cm、体重123kgという巨体でこんなに跳ぶのは、たしかにすごい。オデル・ベッカムより跳んでる・・・。こんな写真載せやがって、オデルは熱くなっていると思います。さっそくジムに飛んでって足腰を鍛えているんじゃないかな。オデル、ガンバ!

そして、他の種目でも、軒並みすごい数字をたたき出したギャレットさん。


フリオ・ジョーンズより高く、ロブ・グロンコスキーより重い。デボンタ・フリーマンより敏捷で、ジャービス・ランドリーより速い。らしい。

へぇー。WRランドリーさんより速いのはすごいかも。このデカイ体で。

そして102kgのベンチプレスを33回。


どうですか?すごい?私は、まぁ、へぇーってだけですが。マッチョだからって特に感慨はない。でも、コンバインでは盛り上がっていた様子です。

素晴らしい身体能力を見せつけたギャレットさんは、ドラフト1位指名を確実にしたというもっぱらの噂。そして、今年のドラフト1位指名権を持っているのは、クリーブランド・ブラウンズ。

えっ、そこには行きたくない・・・。そう思った彼は、先月、ダラス・カウボーイズのGMジェリー・ジョーンズさんに向けて、トレードを嘆願するビデオを投稿していました。

「ジェリー、聞いてくれ。ギャレットさんも(注:カウボーイズのヘッドコーチ)。ダク・プレスコットが、現在うちのチームを引っ張っている。トニー・ロモをトレードに出してくれ。指名権を2つくらい付けて、クリーブランドにやってくれ。そしたら僕を指名できる。お願いだ。ダラスでプレイしたいんだ。叶えてくれ」

って。

なーにを言っとるんだ、コセガレがぁー!ロモさんをなんだと心得るーー!ひかえひかえーーッ!

と思わず印籠を出しそうになりましたが、ま、子どもですからね。テキサス州出身だし、カウボーイズのファンなんだろうし、自分がどうしても行きたいから素直な気持ちが出ちゃったんでしょう。ということで、まあスルーします。

こんなことを言ってブラウンズに失礼だったと、後日反省していたし、コンバインでの面接でも、きちんと謝ると言っていました。

ま、でも生意気そうな臭いがぷんぷん~。ドラフトはどうなるんでしょうか。ブラウンズはこの人を取るんでしょうか?それともクォーターバックか?

猛烈パスラッシャーになりそうなギャレットさんですが、「サックしたいクォーターバックは誰?」という質問には、「トム・ブレイディ」と答えていました。「僕、ペイトン・マニングのファンなんだよね」とのことです。

ほほう~・・・来シーズンはそんなシーンが見られるのかも。

恐竜にすごく詳しくて恐竜博士だという話もしていましたよ、この人・・・。

2017/03/05

コンバイン40ヤードダッシュで新記録!のWRジョン・ロス

NFLは今週コンバインを開催しています。ドラフト候補生に垂直跳びさせたり、短距離を走らせたりして身体能力を測るアレです。

カレッジの選手のことは全然知らないし、まぁ数字だけ測っても本当の力は分からないよね・・とニュースを斜め読みしていましたが、今日は40ヤードダッシュの新記録が出たという報道が。

2008年に記録された4.24秒を上回る、4.22秒をたたき出したのは、ワシントン大学のワイドレシーバー、ジョン・ロスくん。

速いです!オデル・ベッカム、フリオ・ジョーンズと比べてもダントツで速い!


足が速ければワイドレシーバーとして大成するというワケではないでしょうが、おおおおお!驚きの速さ。

実は、コンバインの前にアディダスが「40ヤードダッシュで新記録を出した選手には島をひとつプレゼント」というキャンペーンをしていたんですが、ロスくんはナイキのシューズを履いていたために、島をもらえずじまい。

なんでアディダスを履かなかったの?という質問には

「泳ぐのヘタだし、ボートもないからね。へへへ」

答えていましたが、すでにナイキと契約済みです。ナイキ製コンバイン用特注シューズを着用し、新記録を打ち立てました。


このジョン・ロスくん、現ワシントン・レッドスキンズのWRデショーン・ジャクソンさんに練習をつけてもらうんだそうです。

ふたりともカリフォルニア州ロングビーチの出身。地元の床屋さんで、ロスくんの父親(客)が息子の自慢話をしていたのを、ジャクソンさんの兄だか弟だか(客)が聞き、デショーン・ジャクソンさんが連絡を取ったのだそうです。

デショーン、いいヤツ。後輩の練習を見てやろうとするなんて。

そして、小さい頃はスヌープ・ドッグにコーチしてもらっていたのだという話も。

スヌープ・ドッグ!?ピッツバーグ・スティーラーズの大ファンだとは聞いていたけど、コーチ??と調べてみたら、なんと正式なコーチの資格を持っていました。少年チームや高校でコーチをするってwikiに書いてあった。スヌープ・・へぇ~・・・青少年を指導したいという心を持っていたとは。あなどれん。

ロスくんによると、「実際にコーチしてたんだよ。いつも練習に来てた。ハドルでプレイコールをしていた」とのこと。へぇ~。


ワシントン大のコーチによると、ロスくんはいつもニコニコしていて、いい人柄なんだそうです。タバコも吸わんし酒も飲まんし、パーティでは壁際でボトル入りの水を飲んでいるとは、友人の話。

2015年には膝の靭帯断裂、3月末には肩の手術が控えているので、健康状態がちょっと心配という気もしますが、ドラフトでは1巡目で指名されると見られています。

でもね・・・手が小さいんだよ。8 3/4インチ。これが、なぜかちょっと気にかかる・・・。オデル・ベッカムなんか身長同じくらいで10インチよ。でも、アントニオ・ブラウンは9インチだからそんなに変わんないか・・・。ふっ。どうでもいいか。シロート見ですからね・・・。

2017/03/04

ティム・ティーボウの聖なる挑戦は続く

元NFLクォーターバックのティム・ティーボウさんが、アメリカ大リーグ、ニューヨーク・メッツのスプリングトレーニングに参加しています。

2011年にティーボウ旋風を巻き起こし、デンバー・ブロンコスをプレイオフへ導いたこの人。プレイオフのワイルドカード戦では、319ヤードを投げ、延長戦でピッツバーグ・スティーラーズを29対23で下しました。ティーボウマニア最高潮!でしたよね。

しかし、その後ニューヨーク・ジェッツ、ニューイングランド・ペイトリオッツ、フィラデルフィア・イーグルスと移籍し、ロースターに残ることができませんでした。

2016年には野球転向を発表。メッツの下部チームで、62打席中三振20回、打率1割9分5厘という成績。

そして2017年現在、29歳。野球をするのは12年ぶりで、メジャーリーグ選手を目指してトレーニング中。

専門家は、ティーボウさんがメジャーリーグ選手になるのは無理と見ています。一般の人も、「頑張ってほしいけど、まあ無理だろうな」というのが大方の意見。

大学時代は、全米チャンピオン2回、ハインズマン賞にも輝きました。過去の栄光と、現在の状況を比べてみれば、明らかに堕ちたヒーロー。期待はずれもいいところ。今さら野球なんて、どういうつもり?ティーボウ、いいかげんに諦めたらどう?ハハハハ。と、冷笑する人もいるでしょう。

大きな壁にぶつかって、見事無残に失敗する。そんな状況が5年間も続いています。大衆の目の前で。テレビやニュースの格好のネタになって。

しかしティーボウさんは、そんなこと、これっぽっちも恥ずかしいとは思っていません。

「生きていく上で大切なことはたくさんあるけど、自分の道を追求することも、そのひとつ。しかし多くの場合、未知に対する不安、失敗を怖れる心が間に入ってしまう」

「もし、僕が顔から地面に倒れたら?そしたら、すぐまた起き上がるさ」

5年間ずっとこれを信条にやってきました。

「失敗したらどうする?もしできなかったら?って人はよく言う。だけどね、僕は後悔と共には生きることはない。自分にできることはすべてやった。力を尽くした。後悔なしで、平和な気持ちで生きていく人になりたい。臆病で努力しなかった人じゃなく」

敬虔なクリスチャンとして有名な彼。慈善団体を設立し、積極的に活動しています。講演会やコンファレンスでスピーチすることも多々あります。

「彼の、『失敗の概念』というのは、基本的に他の人とは違うんだ」

と言うのは、キリスト教系大学ウィートンカレッジのフットボールコーチ、マイク・スワイダーさん。

「キリスト教徒として、私たちは、他の人にからかわれたり、馬鹿にされることを気にしてはいられない。ティム・ティーボウが野球選手として出来損ない?だから何だ?少なくとも、死の床で後悔に悩まされることはない。彼は勇敢に自己の使命を追求している。アリーナにいるんだ。もし失敗したとしても、彼は大胆に挑戦して負けたということだよ。冷たく気弱な心を持ち、勝利も敗北も知らない人とは違う」

キャンプでの記者会見では

「究極のゴールは、毎日を楽しむことだ。僕は皆の前に座って、正直にこう言えるよ。トレーニングをしていて本当に楽しい。目標を追う、ヒットを打つ、三振を取られる、そのすべてが」

とも言っていたティーボウさん。こんな言葉も飛び出しました。


「スポーツっていうのは、どのくらいプレッシャーに耐えられるかだろう?でも例えば、12対0を追ってバッターボックスに立つのと、生きるために奮闘するのと、どっちのプレッシャーが強いのかな?ハイチの路上にいる体の不自由な人と比べたら?社会に必要なしと言われた人と比べたら?ゴミ箱に捨てられる人と比べたら?

比べる必要もないだろう。スポーツはあくまでもゲームだ。もちろん真剣に取り組む。ありったけの時間を費やし、力の限り努力する。

しかし、僕はそのためにここにいるんじゃない。それが最大の目的、使命じゃない。フットボール選手として、野球選手として僕を覚えていてほしいわけじゃない。努力をして何かを成し遂げた人、というのでもない。人生はそれよりも、もっと大きい。

暗い場所で助けを必要としている人たち、その人たちの一日に光を灯したい。信じる心、希望、愛を届ける人間になりたいんだ。

それが自分の使命だと信じている。スポーツよりも大きなものだ。

スポーツ選手として、このような場所を与えられたことには、とても感謝している。だって、そのおかげで世界中の人と愛や気遣う心を共有することができたんだもの。代え難いものだと思っている」

ティーボウ・・・何やねん、この人・・・。

ティーボウは、自分の体を張って、私たちに見せてくれているのかも。

「失敗してもいいんだぞ」って。「やってみろよ」って。「他人にどう思われたっていいじゃねえか」「後悔すんなよ」って。「生きてみろよ自分の人生を」って。

自分の真実を追って、今は野球に挑戦しているティム・ティーボウ。「あなたは真実を知り、真実はあなたを自由にする」とは、聖書の有名な言葉ですが、ティーボウさんはどんな真実を見つけるんでしょう。

ティーボウ、あんたどこに行くんや・・・。

2017/03/01

けっこうサイコなペイトン・マニング話

みなさま、オフシーズンをいかがおすごしでしょうか。

なんか気が抜けちゃったよ、チェ~・・・と私もダラダラしていましたが、いつまでもノホホンとしているワケにもいくますまい。この辺で気持ちを入れ替えて、来シーズンに備えることにします!

ということで、突然ペイトン・マニングさんに話題を振ってみました。

2015年シーズンを最後に引退した名クォーターバック。人当たりのよさそうな風貌とは裏腹に、フットボールに賭ける執念はすごいらしい。(フットボールの選手は大概そうなんでしょうが)「試合への準備がハンパない」とか、「スナップ前のオーディブルで戦略を変えまくる」とか、かねがね耳にしていました。

そしたら、「ペイトンすごい話」で盛り上がっているお二方を発見。ピーター・キングさんというNFL記者の方と、マイアミ・ドルフィンズの現ヘッドコーチ、アダム・ゲイスさんが、ポッドキャストでペイトンさんの噂話をしていたんですよ~。

ペイトン・マニングさんがデンバー・ブロンコスに在籍当時、アダム・ゲイスさんはクォーターバックコーチ、のちにオフェンシブコーディネーター。年齢はゲイスさんが2歳年下とあって、どっちがコーチか分かりませんが、とりあえず親密な仲だったようです。

まず、キングさんの話。

ペイトンさんがテレビ出演をしたあと、それについての記事をキングさんが書くことに。ペイトンさん一人称での文章になるので、まずペイトンさんが自分の経験を口頭で録音したボイスメモを転送。5つ、6つの長いメモを受け取ったキングさんは、それに基づいて文を書き起こし、それを2人で推敲していくことになります。

キングさんが原稿をペイトンさんに送った日、ペイトンさんが望む完璧な文章になるまで、2人で交わした電話の回数は、なんと24回。

また、アダム・ゲイスさんによると

とにかくあんなに些細なことまで全部知りたがる人は見たことがない。ブロンコス施設で働いている人が、どこでどんな仕事を、どんなふうにしているかまで知りたがった。

コーチにはいつも質問を用意していた。答えられないと、はっきり指摘された。コーチとしても挑戦だった。何時でも周到な準備を整えている必要があった。

ディフェンスの出方によって、戦法を2つも3つも用意していた。「オレがディフェンスを見るように、コーチも見てほしいんだよ」とゲイスさんに語っていた。(試合の只中にいるQBは隅々まで目が届かないハズなのに)そして、相手を一瞬見て、プレイをすばやく変えるその情報処理能力がすごい。

試合前の1週間、ボイスメモ、Eメール、電話、朝食のテーブルで、とにかくゲームプランを試合開始の直前まで話し合っていた。選手にとって必要な睡眠時間に支障をきたすほど執拗に。ゲイスさんの言葉を借りると、「2人のサイコパスが完璧なゲームプランを練り上げようとしていた」とのこと。

すごいですね・・・。24時間フットボール100%感。

こんな話、もっとあるそうですよ。「そのうち公表してやるから」ってゲイスさんがペイトンさんを脅しているとw

フットボールをしている人って、みんなこんな風なのかも知れません。頭の中がフットボールのことばっか。去年は大学フットボールのコーチが、大統領選挙があった次の日に、「大統領選挙があったなんて知らなかった」「誰が勝ったのかも知らない」って、真顔で語っていましたよ・・・。

ということで、ゲイスさんとペイトンさんのなつかしの写真。


ペイトンさんにプレッシャーをかけられ、プレイコーラーとして成長したと語るアダム・ゲイスさんは、昨シーズンに38歳という当時最年少でNFLヘッドコーチに就任しました。1年目の成績は10勝6敗。マイアミ・ドルフィンズは、8年ぶりでプレイオフに出場。それも、1勝4敗で始まったシーズンを巻き返して。

すごいじゃないですか。QBライアン・タネヒルさんも力を伸ばしたような気がするし(よく分かんないけど)、シーズン途中に2、3年前にドラフトで取った選手を容赦なく解雇するという厳しい姿勢にも唸りました。ゲイスさん、結構やるじゃないの~。ドルフィンズファンの方は、来季が寄せる期待が大きいのでは。

ペイトンさんの方は、引退をエンジョイしているんでしょうか。先日は、地元ニューオーリンズで、マルディグラのパレードを見ていたそうな。有名人なのに、特等席じゃないんだ・・・。みんなの後ろ。

イーライがうれしそうww


2017/02/19

大学生になるまでアメフトを見たことがなかった エゼキエル・アンサー

昨日まで、この選手の名前は聞いたことがありませんでした。その名は、エゼキエル・アンサー。通称ジギーと呼ばれている、デトロイト・ライオンズ所属ディフェンシブエンドの選手です。

小さい頃はサッカーやバスケットボールをしていたけれど、大学生になるまでフットボールなんて見たことがなかった――という話をしている記事を見かけたので紹介しますよ~。

アンサーさんは、アフリカのガーナで生まれ育ちました。バスケットボールがすごく上手な高校生だったそうです。そんな関係で知り合ったのが、バスケ好きのアメリカ人宣教師さん。ガーナでモルモン教を伝道していたこの人が、真剣にバスケットボールをしようと思うならアメリカに来てみないかと誘ってくれました。

アンサーさんもモルモン教徒となり、ユタ州のブリカムヤング大学に入学。バスケットボールチームに入ろうとトライアウトを受けますが、2年続けて失敗。がーん・・。陸上部に入部しましたが、フットボールをしたらどうかと友達に薦められました。

「初めてフットボールを見たのは、友達の家。何をやってるのかぜんぜん分からなかった。その友達が僕に試合を見ろって、お前がプレイするんだぞって言い続けてた。そのあと、大学フットボールの試合にも連れて行ってもらったけど、どこが相手だったかも分からないよ」

パッドのつけ方も分からなかったので友達が手伝ってくれました。お金がない時は学校の清掃員の仕事をしながら、大学で3年間フットボールをします。メキメキ頭角を現し、2013年のNFLドラフトでは、1巡全体5位でデトロイト・ライオンズに指名されました。

す、すごいですね!3年しかフットボールしてないのに、いきなりプロ。大学のコーチは、すごく練習するヤツだったと語っていますが、いや、それにしても。

アフリカからアメリカに来たアンサーさん、一番大変だったのは、食べ物に慣れることだったそうです。

「アフリカでは、食材は新鮮なうちに料理する。チキンを料理するなら、フレッシュなうちに。だけど、ここじゃチキンを冷蔵庫にしまう。それがちょっと理解できなかったよね。今はもう慣れたけど」

だって。ハッとしますね。常識って、世の中にいろいろあるんだなぁって。自分の常識は他の人にとっては常識じゃないって、多々ありそう・・・。

ガーナ料理のフフとピーナッツバタースープを作るとも語っていました。フフ・・そんなものも初めて聞いたよ・・。知らないことがいっぱいある・・。ピーナッツバタースープは食べてみたい・・・。フフは日本人にとってのご飯みたいなものかな。

アンサーさんがガーナでバスケットを練習していたグラウンドは、実は、サンフランシスコ・49ersでクォーターバックをやっていたスティーブ・ヤングさんが主催する慈善団体が寄付したものだそうです。(wikiより)

この寄付がなかったら、バスケの練習ができなかったかもしれないし、そうすると宣教師に会えなかったかもしれないし、大学の友達にも会えなかったかも・・・と思うと、なんかクラクラますね。世の中いろいろ回ってるなぁ~。

そんなジギー・アンサーさんは、トップ100の選手にも入っていましたよ。2015年にはプロボウルにも選ばれています。やるな。

ビデオの最初のほうでは、なぜか半裸のセクシー・マイケル・ベネットさんが、アンサーさんを紹介しています。

「26歳だって言ってたけど、少なくとも31は行ってるな。他の国から来たヤツだからさ、出生証明書とかサバよんでんだよ~」

なんて、あいかわらずフザケたことをw

「ガーナの悪夢。速いぜ。シマウマみたいに速いのさ」

とベネットさんが推薦するエゼキエル・アンサーさんのビデオをどうぞ。



2017/02/18

ビクター・クルーズ NY・ジャイアンツとお別れ・・・

今週は、ニューヨーク・ジャイアンツのWRビクター・クルーズさんが解雇というニュースがありました。

はぁぁぁ・・・。NFLって、シビアなビジネス。人情がはいる隙は少しもありません。チームに貢献した過去があっても、人気があっても、契約金と成績が見合わなかったら、あっさりクビ。

クルーズさん、故障明けの2016年シーズンは、ジャイアンツの第3レシーバーとして586ヤードの成績でした。この解雇により、ジャイアンツは約7.5億円のキャップスペースが空くということです。

2010年にドラフト外でジャイアンツに入団。レシーバーの番号をもらえず、とりあえず3番を着て出場したプレシーズンの試合で、いきなり3タッチダウン。対戦相手のNY・ジェッツコーチ、レックス・ライアンさんに「誰やねん、あの3番はァ!?」と言わせたほどでした。しかし、レギュラーシーズンは3試合を戦っただけで、IR(故障者リスト)へ。

翌年、第4レシーバーとして開幕を迎えると、大ブレーク。一躍人気選手になりました。この年のレシーブヤードは1536。リーグ3位の成績でした。

ハイライトともいえるキャッチが、これ。第16週、クリスマスイブでの試合です。対戦相手のジェッツはここまで8勝6敗。ジャイアンツは7勝7敗。両チームともプレイオフ進出をかけての正念場。



99ヤードのタッチダウン!大歓声のスタジアム!

ジャイアンツはこの試合に勝ち、プレイオフヘと進み(ジェッツは出場ならず)、ワイルドカードからあれよあれよと勝ち進んでスーパーボウルへ。ニューイングランド・ペイトリオッツを相手に、最後残り57秒で逆転勝ちという大番狂わせをやってのけました。

こんなシーズン、盛り上がりまくりやん!夢みたいな話やん!クルーズさんも第1クォーターでタッチダウン!

2012年、2013年と好調なシーズンを送りましたが、2014年、膝に大怪我を負います。リハビリに2年を費やし、2016年に復帰を果たしました。

現在30歳ですが、まだプレイするつもりだと語っているし、いずれ、他チームと契約すると思われますが、それにしたってジャイアンツで活躍したのは正味3年。フットボール選手の選手生命って、ほんとうに短い・・・。

ビクター・クルーズさんが育ったのは、ジャイアンツのスタジアムから10キロほど離れたパターソンという街。ドラッグ・犯罪がはびこる、かなり厳しい環境だったようです。銃で撃たれて、14、5歳で亡くなった友達もいます。

今、地元に戻って昔遊んだ公園を見たりすると、「なんでオレが、ここから出ることができたんだろう」「自分に与えられた役目とは何だろう」という思いがこみ上げるそうです。

地元の中学校を訪問した時には、校内放送で「僕はビクター・クルーズ・・」と言ったとたんに、学校中が揺れました。生徒の歓声。椅子から立ち上がる音。教室を飛び出て、クルーズさんに会おうと階段を駆け下りる生徒たち。「僕は、ここではすごい人なんだ」と、驚いたクルーズさん。

地元のヒーロー。パターソンの子どもたちにとっての、未来への希望。「クルーズみたいになりたい」という気持ちを子どもたちに与えられるのが、スポーツ選手の醍醐味じゃないでしょうか。

大学では、成績が悪くて家に戻されたこともありました。勉強をやり直してフットボールを続け、ドラフト外でNFLに入団。何の期待もされなかったけど、スーパーボウルに出て優勝って、振り返ってみれば、シンデレラみたいな話ではないですか。

ジャイアンツは去りますが、ビクター・クルーズストーリーはまだまだ続くと思うので、これからも応援したいです。

おっと、それからもうひとつ。クルーズさんが怪我をしたのは、フィラデルフィア・イーグルス戦だったんですが、当時イーグルスのヘッドコーチであったチップ・ケリーさんが、その日病院に来てくれたそうです。クルーズさんの大学時代、ケリーさんは他の大学のコーチをしていて、対戦相手としてよく知っていたのだそう。

チップ・ケリー、いい人やん・・・。今まで、あまりいい印象は持っていなかったんですが、やはり、簡単に人を判断してはいかんよね!と、改めて、また、思いましたです。(よくある・・)チップ・ケリー、いい人や。

ということで、クルーズさんがどこに行くのか、ちょっと気にかかるぞ・・。

2017/02/14

ジュリアン・エデルマン スーパーボウルでmic'd up

スーパーボウルが終って、はや一週間。なんだかもう遠い昔のことのような気がします・・・。

さて、試合中の選手の声を拾ったMic'd upのビデオが公開されました。マイクをつけてたのは、ペイトリオッツのWRジュリアン・エデルマンさん。生の声を聞くと、試合中の臨場感がひしひしと。第4クォーターでの、スーパーキャッチの場面はこんなふう。


「捕った!捕ったぞ」と確信するエデルマンさん。「いや、捕ってないよ」とファルコンズの選手が逆のスクリーンを指差しているところが印象的です。ベンチに座っていたファルコンズの選手たちは、思ったより冷静。「ウオーッ」って興奮して叫んでるのは、テレビを見てるファンだけなのかもしれません。でも、こうやってまた見てみると、これ、ほんとよく捕ったね・・・。

そして次は、延長戦でのタッチダウンのあと。ヘルメットをぬぎすて、トム・ブレイディさんにワーイ!と抱きついたエデルマンさんでしたが、トムさんは「リビューがある」と一言。(※タッチダウンは、審判がビデオをreviewして確認することになっています)

その鶴のひと声に、「フィールドから出ろよ!Get the f*** off the field」「まだ終ってねーだろ!It's not over」と、押し寄せる報道陣を叱りつけるエデルマンさんw


ベリチックコーチに「リビュー終った」と告げられてやっと喜ぶことができました。よかったね!

ジュリアン・エデルマンさんは、このあと再びブレイディさんと抱き合って、「これで5度目だよ」なんて声をかけていました。もー、自分のことよりトムさんのことばっか!(※ブレイディにとっては5度目のスーパーボウル勝利)

試合後の記者会見では、「トムのこと嫌いだっていう人はたくさんいるけど、よく知ってみれば、本当にすごい人なんだよ・・・」と、またまたトムさんのことを褒めまくり。あのスーパーキャッチに関しては「オレたちの愛のたまものだ」ともコメントしています。

何なの、もう。この人の、トムさんへの愛情には頭が下がるわ・・・。

ジュリアン・エデルマンさんは、ベリチックコーチと一緒にテレビ番組にも出ていました。ベリチックさん、終始ニコニコして「ハッハッハ」なんて笑っていました・・・。いきなり、エデルマンさんの手をとる場面も。ちょっと衝撃・・・。コーチ、何やってん・・・。


ベリチックさんは、笑わなくていいな。この人は、ペイトリオッツのフード付きのトレーナーを着て、渋い顔をしてるのが一番かっこいい。こんな人前に出てきたからって、気安く笑わなくていいんよ・・・。

この人、スーパーボウルの翌日には、「うちは、もう他のチームより5週間も出遅れている」という発言をしていました。切り替えハヤッ・・・。

ということで、2017年シーズンに向けて、フロントオフィスも選手も準備に入ります。ぜひぜひ、今度はどこか他のチームがスーパーボウルに出てくることを願っております・・・。

2017/02/12

JJ・ワットさんが彼女を紹介~

NFLファンのみなさん、こんにちは。スーパーボウル明けの週をどのようにお過ごしでしょうか。シーズン開幕まで、あと7ヶ月。遠いですね・・。でも、その日は必ずやって来る。私たちも準備万端を整えて、その日を待つことに致しましょう。

さて、スーパーボールウィークには、NFLきってのナイスガイ、ヒューストン・テキサンズのJJ・ワットさんが自らのインスタグラムで彼女を初公開してくれました。

硬派ぶって惚れた腫れたの記事はスルーしようかなとも思いましたが、どうせシーズンオフでヒマだし、それに何といっても、微笑ましい写真。いいカップルじゃないですか~ということで、少し紹介してみます。


A photo posted by JJ Watt (@justinjames99) on

1月31日は、彼女の誕生日だったようです。カイリア・オハイさんは25歳で、ヒューストン・ダッシュという女子サッカークラブ所属の選手。去年10月にはアメリカ代表チームにも選ばれ、親善試合でゴールを決めています。ポジションはミッドフィールダー/フォワード。wikiによれば、テキサンズのLBブライアン・クッシング選手が義理の兄にあたるということですから、そんなつながりでワットさんと出会ったのではないでしょうか。(って、どうでもいいですけどね・・・ふっ)

以前、「土曜日の夜に、ソファーに座ってふたりで宅配ピザなんか食べて笑いころげたりするような人がいい」なんて言っていたワットさん。しかし、女の子と一緒にいるだけでニュースになってしまうのが有名人のつらいところ。自分の彼女になった人が、どんなに完璧な人であっても、マスコミやソーシャルメディアは批判するだろう。彼女をズタズタにするだろう。だから慎重にしなければ、なんて語っていたんですよ。

そんなワットさんが、満を持して公表したわけですから、結構本気。覚悟を決めているのではないでしょうか。

スーパーボウル前に収録されたインタビューでは、彼女と付き合って8ヶ月くらいと言っていました。



そして、彼女もワットさんも2人で負けず嫌いなんですと。ピンポンや、部屋でサッカーのミニゲームなどして争ってるんですとw

「持久力は彼女のほうがあるかもしれない。レースはまだしてないけど、彼女は自分が勝つと言ってる。それはどうかな」

「ボクは(彼女の)ペナルティキックをストップできるって宣言した。2、3ヶ月中には証明してみせる。10本中1本ストップできればいいだろ」

だって。さすがアスリートカップルw(つか、なんなん・・)

ワットさんの弟さん(3人兄弟の次男)は、今度婚約するそうですが、ワットさん本人はまだまだだそうですよ~。引退してからの方向としては、高校でフットボールコーチか、もしかしたら、映画も考えているそうです。

前シーズンは3試合を終って故障者リスト入りしたワットさんですが、手術後、リハビリも順調でもう普通にトレーニングしているようです。

来シーズンは戻ってくるね!背中や腿やら、とにかく満身創痍だったので心配していましたが、どうやら復帰は叶いそう。(といっても、また怪我が待っているけど・・)

ということで、9月にはワットさんの勇姿を見れそうです。

2017/02/07

打倒ペイトリオッツを心に誓ったスーパーボウルLI

第51回スーパーボウル、ニューイングランド・ペイトリオッツ対アトランタ・ファルコンズは、34対28でペイトリオッツが勝ちました。第3クォーター中盤28対3から25点差をはね返して延長戦へ。その最初のドライブでタッチダウンという劇的な幕切れでした。

前半ではファルコンズが21対3とリード。7人が1~2年目という若いデフェンス陣が予想外の大活躍で、ペイトリオッツをパント・パント・ファンブル・パント・インターセプト(タッチダウン)・フィールドゴールに抑えていました。

すごいなファルコンズ!オフェンスもスピード感ハンパなし!このまま勝つんかい!?と誰もが思ったことでしょう。

だって、インターセプトなんかこんなですよ。


ボールを奪われ、タックルもカスってフィールドに倒れるトム・ブレイディ。ベンチで一人うなだれる、その白い首筋。ブレイディ好きなわけじゃないけど、なんかちょっと気の毒・・・。ベリチックさんも厳しい顔してる。そうだよね、こんなチームじゃないよね・・・などと甘いことを思ってたら――

いつの間にか勝ちを持って行かれてた!!!

キィーー!悔しいーー!またペイトリオッツかよーーー!またベリチックとブレイディーーー!5回目ーーー!?やめろーーー!もういいだろーーー!

試合終了後、ブレイディさんは感激しちゃって、しゃがみこんでずーっと頭を上げられませんでした。感動のシーン。でも、そんなの見たって私なんかびくともしない。だって冷たいヤツだから。エデルマンさんがアメンドーラさんにどっかーんと体当たりして、2人で地面に転がって笑ってたのはよかったけど。子犬がじゃれてるみたいで。

ペイトリオッツな、勝ちすぎ。

偉大なコーチと偉大なクォーターバック。ペイトリオッツ王朝。とかいって世間が褒めまくってるけど、そうじゃないだろーーーー他のチームは何やってんだよぉーーー他の31チームはよぉーーー!

このままでいいのか。本気でペイトリオッツをコテンパンにやっつけようというチームはないのか。そういう意気込みのあるチームはどこだ。スーパーボウルなんか見てないで、さっそくジムに直行して100キロのダンベル上げろー!

とでも言いたくなるような試合でした。

後半に入っても、タッチダウンを最初に決めたのはファルコンズ。そのドライブでのWRガブリエルさんの、この走り。


CBマルコム・バトラーさんがクルクルさせられとる~。

しかし、大きな分かれ目となったのが、このペイトリオッツLBハイタワーさんのストリップサック。ファルコンズにとっては、プレイオフ初のターンオーバーとなりました。


28対12。第4クォーター残り8:31。自陣36ヤードでの3rd and 1。なぜフリーマンさんがブロックできなかったのか?よそ見してた?ラインバッカーのハイタワーさんがこんなに前に位置してるのに?

そして、今になって思えば、3rd and 1で、なぜ後ろにドロップバックするプレイコールをしたのか。もちろんパスという選択肢もありでしょうが、ランだってある・・・。

この後、トム・ブレイディさんがパスを4つ決めタッチダウン。2ポイントコンバージョンは、RBホワイトさんへのダイレクトスナップ。


しかし、ファルコンズもフリオ・ジョーンズさんのスーパーキャッチで敵陣22ヤードまで攻め込みました。


28対20。ゴール前22ヤード。1st and 10。残り4:40。この位置からだと、40ヤードフィールドゴール。それを決めれば2ポゼッション差。ファルコンズの1st downはランプレイで-1ヤード。2nd downはパスプレイで、ドロップバックしたところをサックされ-12ヤード。3rd downはファルコンズのホールディング反則。結局、45ヤード地点まで戻されてパントをするはめに。

このプレイコールで、オフェンシブコーディネーターのカイル・シャナハンさんに批判が集まりました。

ゴール前22ヤード。3回ランをして時間を潰し、フィールドゴールを決めれば勝ちじゃないか。なぜ2nd downで大きくドロップバックするプレイをコールしたのか。なぜここでそんな欲を出したのか。

これね・・負けたから非難されるってことは分かっているんですけどね。ファルコンズは今シーズン積極的に攻めるチームだったってのも知っているんですけどね。でも、そう言われてみれば、確かにそう・・・。

カイル・シャナハンさんって、今シーズンは評判がうなぎ昇りでした。NFLのトップOCってくらい。ヘッドコーチ職にもたくさんのチームから引っ張りだこ。それがもう、このコールひとつで信用ガタ落ち。「シャナハンのコールが敗因」みたいに言われて・・・。

はー・・・たいへんだよコーチもさ・・・。

そして、パントのあとの、ペイトリオッツの攻撃で飛び出したのが、エデルマンさんのミラクルキャッチ。


試合中には落球もあったエデルマンさん。しかし、やるときはやる!ディフェンスの選手3人と絡まりながらこのキャッチ。こんなのが決まったら、もう、ペイトリオッツが勝つしかねーべさ。あとはもう、怒涛の勢い。

後半のペイトリオッツは、パント・タッチダウン・フィールドゴール・タッチダウン・タッチダウン・タッチダウン。ファルコンズが28対3とした後に、ペイトリオッツが31対0でひっくり返したスーパーボウルでした。

こんな試合の後、マット・ライアンさんは人垣をかきわけてブレイディさんのところへ来て、お祝いの言葉をかけていました。インタビューにも丁寧に答えていたし、いい人さがジワジワ・・。本当に残念。

ということで今シーズンも終わりました。

ペイトリオッツの皆さん、何回目か知らんけど優勝おめでとうございます。(形だけ)でも、来年は絶対あんたら倒すぜーーーー!負けるもんかーーーー!と張り切って10キロ走ってくるぞーー!!ファイトォーー!

2017/02/04

NFLを引退して自分の道を歩むパット・マカフィーさんに乾杯!

スーパーボウルを控えた今週、インディアナポリス・コルツのパンター、パット・マカフィーさんが引退すると電撃発表しました。

えーーー!こんなの予想外!!どショックーーー!!!

シーズンオフはコメディアンとしても活動しているマカフィーさん。パンターというマイナーなポジションでありながら、いろいろ見せ場を作ってくれる選手でした。「マカフィーさん、今日はいったい何を?」と試合のたびに楽しみにしておりました。

背番号1番がマカフィーさんです。パントと見せかけQBに早がわり。かと思えば、ラインバッカーのようなビックヒットをお見舞い。オンサイドキックを蹴って、そのまま自分でボールをカバーするというワザも披露してくれました。


マカフィーさんは、29歳。5年14.5億円契約の2年を残しての引退です。早すぎるといえば、確かに早すぎる。パンターだもの、あと数年やってよ・・。

「インディアナ州のみなさんへ」というメッセージで、マカフィーさんは地元のファンの方々へ感謝を伝えていました。

2009年のドラフト222番目の指名でコルツに入団。2年目には、夜中に泥酔しての挙動不審から警察に捕まるという事件を起こしました。自分のしたことが恥ずかしくて、落ち込んだそう。食べても吐いて、体重は8キロ減。そんな時、ファンから応援ツイートや手紙がどしどし届きました。「パットはオレたちの男だよ」「もう平気だよ」と。

「この時からずっと、インディアナ州のみんなに借りを返さなきゃと思っていた。フィールドの中でも、外でも」

チャリティーイベントやコメディーの仕事で、州内を飛びまわったマカフィーさんは、この土地の人情に惚れ込みます。ピッツバーグから両親を呼び寄せました。お父さんはインディアナポリスで事業を始め、家族全員がここに根を下ろしました。

これからは、「バースツール・スポーツ」というメディア会社に参加し、インディアナポリスのヘッドクォーターから情報を発信していきます。インディアナポリスがどんなにいい所か、世界に知らせたいとも語っています。

「ここ数年、考えていたことなんだ」

と、インタビューでは答えていました。小さい頃からコメディーが大好き。自分でネタを考えてショーを演じていた時、「これが自分のするべきことなんだ」と確信したそう。NFLでパントを上げるのもいい。けれど、人を笑わせた時に感じる「人の心に触れた。誰かの1日を楽しいものにした」という達成感は、キックでは得られないものだと。

加えて、膝の問題もありました。シーズンオフには、過去4年で3回目の膝の手術が待っている。もっと先の将来にも、多分手術しなければならないはず。

パンターって、正直、私は軽く考えていましたよ。「4th downでキックするだけ。1試合に3回か6回」って。「タックルしなくていいし、されないし、ラクな役目じゃん」って。でも、手術3回!?

いや、人のやってることを、よそ者が簡単に見くびったりしちゃいかんよ・・と反省。

そんな状態の時に、新しい会社を一緒に大きくしないかというオファーを受けました。よく考えてみれば、完璧なタイミングじゃないかと。そういうことらしいです。

今までのように年収3億円はもらえません。でも、知っている人の借金は全部返したし、お父さんも事業を持っているし、なんとかなるだろう。(そういえば、マカフィーさんはクリスマスにインディアナポリスの人たち115人の電気料金払っていましたよ・・)

「ま、将来文無しになったら、道を誤ったって言われるかもしれないけどね」

だそうです。

そうか。そうならいいや。マカフィーさんがそう言うんなら、拍手して送り出す以外ないでしょう。グッドラックって。ちょっと寂しいけど。

というわけで、パンターがいなくなって悲しいスナッパーのオバートンさん。誰か、ハグしてやってくれ・・・。

A photo posted by Matthew Overton (@mattoverton_ls) on


2017/02/02

スーパーボウルにもどってきたマルコム・バトラー

マルコム・バトラー。その名前は、今でも胸に重くのしかかる・・・。第49回スーパーボウル。試合終了直前。ゴールラインで痛恨のインターセプトに屈したシアトル・シーホークス。この人にボールを奪われて、勝利を逃したんでした。

チェーーーーーーーーッ!!!!

今でも覚えてる。トム・ブレイディがバンザーイして子どもみたいに飛び上がって喜んでたな。バトラーさんは感極まって目を閉じて、苦しそうな顔してた。あれから2年か・・・。

マルコム・バトラーさんは、当時全くの無名。ペイトリオッツのデプスチャートでは5番目のコーナーバックでした。それが、あのプレイで一躍有名になり、今年はペイトリオッツのナンバーワンコーナーバックとして再びスーパーボウルに戻ってきました。

これ、すごくないですか?ペイトリオッツのナンバーワンコーナーですよ?

2014年のドラフトでは指名されなかった。ドラフト直後にフリーエージェント契約をしてくれるチームもなかった。5月中旬にペイトリオッツのトレーニングキャンプに2、3人空きがあったのでトライアウトを受けて、やっと入団にこぎつけました。

スーパーボウルの前には、インタビューされることもなかった。試合に出るかどうかも分からなかった。勝負の大一番の時にフィールドに入っているはずじゃなかった。しかし、CBアリントンさんの出来がよくなかったのでベンチに下ろしたベリチックコーチ。出番をもらって、スーパーボウルでの18番目のスナップで、あのインターセプト。

試合後には、オーナーのロバート・クラフトさんにホッペにチュッとされたそうです。(げげげげ・・・)

「私の男だね!このチームにいてくれて嬉しいよ!」

とのお言葉を頂きました。

「ビッグプレイを決めたら、ボスだって好きになってくれる。決められなかったら、どうなるか――大試合の肝心な場面でヘマをした選手としてコーチのフィルムに残るのさ」

と言うバトラーさん。ベリチックコーチは何て?という質問には

「スーパーボウルのちょっと後に、『ウエストアラバマからよく来たな』って、微笑んでくれた。それだけさ」

だそうですよ。これがベリチックさんの、最大の賛辞・・・。

スーパーボウルMVPになったQBトム・ブレイディさんは、賞品であるトラックをマルコム・バトラーさんにプレゼントしました。普段は他の車に乗っているバトラーさんですが、このトラックは今でも手入れをしていて、絶対に手放さないと語っています。

「これは特別なギフトなんだ。僕のトロフィーだ。どこにもやらない」


さて、今回のスーパーボウルでは、ファルコンズの攻撃をどうやってペイトリオッツが抑えるか、というところが見どころのひとつ。

180cm/86kgのバトラーさんが、自分より11cmも高い、14kgも重いフリオ・ジョーンズさんを1対1でカバーするんでしょうか?いや、多分それはないのでは?ベリチックコーチとディフェンシブコーディネーターのパトリシアさんが、どういう対策を練ってくるのか。うう、楽しみ。

スーパーボウル前の記者会見で、「NFLの中で、1対1であなたをカバーできるのは誰?」という質問を受けたフリオ・ジョーンズさん。


「1対1?誰もいないね」

と、あっさり。すごい自信!フリオ・ジョーンズさんが大活躍するのか?ペイトリオッツがフリオ封じできるのか?ディフェンシブバックの連携で?と、そんなところにも興味の尽きないペイトリオッツ対ファルコンズ戦です。

2017/01/29

ベリチック式コーチ法:トム・ブレイディ<ジョニー・フォックスボロ

ニューイングランド・ペイトリオッツは、今年で6年連続AFCチャンピオンシップ戦に出場。すごいですね~。ビル・ベリチックコーチとQBトム・ブレイディさんが組んでから、スーパーボウルへの出場は今回で7回目。そのうち4回は優勝しています。は~すごいですね~。

コーチがすごいのか、それともQBがすごいのか。NFLの最強ペア。そのふたりの練習風景がチラッと垣間見える記事がありました。いや、ベリチックコーチが選手に厳しいというのは聞いていましたが、どうやらトム・ブレイディには人一倍辛らつにあたるらしい。いつでも、真っ先にこきおろされるのは、まずQB・・・。

そんな話を、ペイトリオッツに在籍していた選手たちが語っていました。ちょっと一部だけ紹介してみます。


◆2005年8月トレーニングキャンプ:WRディオン・ブランチ

ペイトリオッツは前年3度目のスーパーボウル優勝。ブランチさんがMVPに選ばれ、その前2回はトム・ブレイディさんがMVPとなっています。トレーニングキャンプ中に調子よくパス&キャッチを決め、3日間で50回はパスをコンプリートしていました。それが気にくわなかったベリチックコーチは・・・

「おい、よく聞けマザーファッカーども。もうパスを投げるな。他のヤツに投げろ。このあと2日はディオンに投げるんじゃない」

ちょwwいきなり選手をマザーファッカー呼ばわり!唖然とします。しかし、これ一発でコーチの姿勢をズバリと伝えていますよね。冗談じゃないんだぞ、と。ブレイディさんは、2人のパスを完璧なものにしたいのだと反論しましたが、コーチは聞く耳を持ちませんでした。

「トムは2日間オレにはパスを投げなかった。コーチの意図を理解していたんだ」

とブランチさん。その年、ブランチさんはQBが放ったパス530のうち78をキャッチ。ナンバーワンターゲットではあったものの、他の選手も満遍なくパスをキャッチしました。

◆2002年9月:WRディオン・ブランチ

第4週でペイトリオッツはチャージャースに21対14で敗戦。普段以上にパスを投げた試合でした。その後、ミーティングでは選手をにらみつけながら、こう言ったベリチックコーチ。

「オレたちは50回もパスを投げるようなチームじゃないんだよ、くそったれが。もうこんなことはするな。オレたちのやり方じゃない」

一番にらまれていたのはブレイディさん。そりゃあQBだから自分のスタッツをよくしたい。しかし、ペイトリオッツの戦術は「パスを平均30回、あとはラン。固いディフェンスで勝つ」というのが基本でした。

「トムは腹を立てていた。若かったからね。マジで言ってんのかよ?って顔をしてた。だけど、次の週に投げたパスは30くらい。本来のやり方に戻ったのさ」

◆2007年シーズン最初のミーティング:WRドンテ・スタルワース

前年のペイトリオッツは、AFCチャンピオンシップで敗退。前半21対6のリードから逆転負けを喫しました。ミーティングはその反省から始まり、前シーズンのQBトム・ブレイディ最悪のプレイがフィルムに映し出されます。

「この投球はいったい何だ?そのへんのジョニー・フォックスボロだって、これよりいいパスを投げられる。彼を呼んできたっていいんだぞ」

と嫌味たらしく語るベリチックコーチ。フォックスボロはペイトリオッツ本拠地の地名です。「フォックスボロ高校でQBをしている高校生」という意味で「ジョニー・フォックスボロ」が使われています。MVPブレイディに向かって「高校生のほうがお前よりマシだ」と皆の前で言い放つコーチ。

「もっとひどい言葉も使っていたよ。オレと隣に座っていたランディ(・モス)は顔を見合わせて背筋を伸ばしたな。トムがこんなふうに言われるなら、安全なヤツはどこにもいない。ルーキーや有名なフリーエージェント選手もその場にいたんだが、これで全員がコーチのやり方を理解した。でも、ブレイディは挑戦が好きだからね。こんなの何とも思っていないよ。むしろ喜んでいたんじゃないかな」

◆2007年秋、練習:WRランディ・モス

QBとの5ヤードパスを練習していましたが、なぜかキャッチできない。次の日、ベリチックコーチがフィルムを見せて言うことには

「バカにしてんのか?どっかのオールプロレシーバーとオールプロクォータバックが5ヤードパスをコンプリートできないと?おい、トム。近所の高校生QBを連れてきて、5ヤードパスを見せてやろうか?」

皆の前でQBに屈辱的な言葉を吐くコーチに、チーム全員が息を呑みました。ランディ・モスさんはペイトリオッツが三つ目のチームで、この年が移籍1年目。

「聞いたことはあったが、実際に見たことはなかった。だけど、これこそ自分がヘッドコーチに求めていたものだ。勝つチームに行きたいとずっと思っていたんだ。それまで自分に欠けていたこと、これだという感触をペイトリオッツで得ることができた。短い時間だったが」

2007年11月:Cダン・コペン

ペイトリオッツはここまで10連勝。対ビルズ戦56対10で勝利の後、月曜日のミーティングで。

「50点も入れたんだから、いい気分でミーティングに参加したんだ。だけどコーチは、小さなミスを全部拾ってきて、みんなに見せつけた。長い時間をかけて。トム・ブレイディだって53人のロースターの誰だってお構いなしだ。ミーティングが終る時には、負け試合だったかのような気持ちになっていた」

◆2009年 2回目のミーティング:QBブライアン・ホイヤー

ブライアン・ホイヤーさんは、この年ドラフト外でペイトリオッツに入団しました。以後、バックアップQBを3年務めることになります。ベリチックコーチは、前日練習でのミスを指摘することで有名だったそう。初日の練習が終った、2日目のミーティングでのこと。

「部屋に入るなり電気が消えてフィルムが映ったんだ。前日の練習でのトムが映っていた。今でもはっきり覚えている。20~30ヤード先の(ウェス・)ウェルカーに投げようとしていた。5ヤードのヒッチルートはオープンだった。ベリチックはこう言ったんだ。

『ブレイディ、何年プレイしてるんだ?遠くの方にいる小人に向けて、パスを無理やり出すとは、どういうつもりだ?ランニングバックが5ヤードのヒッチでオープンになってるんだぞ。ファーストダウンだ。そうやって進んでいくんだ』

それを聞いて、こう思ったんだ。オレがチームに残れるワケない。コーチがこんな風にトム・ブレイディを扱うなら、オレなんか絶対無理だろって」

ホイヤーさんwwずいぶん謙虚wでも、ルーキーの2日目ですからね。そりゃあ驚いたことでしょう。ウェルカーさんだって(今、調べてみたら身長175cm)「小人」とか呼ばれてるwwひどいコーチw

ホイヤーさんはペイトリオッツを含め6チームを経験し、今年はシカゴ・ベアーズ所属でした。このビデオにも登場しています。2011年12月のワシントン・レッドスキンズ戦。トム・ブレイディがエンドゾーンでインターセプトされた直後の様子。




怒鳴り合いマッチのオフェンシブコーディネーターとトム・ブレイディさんを仲裁しようと、ぶかぶかコートで2人の間に入るホイヤーさんww

「2分後には、何もなかったようにふたりで次のオフェンスを話し合ってた。他の人には理解できないかもしれない。本気でやってるんだよ。コーチは躊躇なんかしない。だからいい選手になるんだ。かなり緊迫した状態になっても、トムはいつも理解して受け入れている」

これが強さじゃないでしょうかね、ブレイディさんの。自分の力が向上するならば、どんな意見でも受け入れる。厳しくコーチしてもらうことに感謝している。いくら辛らつな言葉を投げられても。

他のNFLコーチもベリチックさんみたいにコーチするのかといえば、そんなワケはないでしょう。あるAFCチームが、同じような方法をとってみたそうです。主力選手のミスをフィルムで見せ、反省を促してみたと。そうしたら、大型契約を交わしたばかりのベテラン選手が、皆の前で立ち上がってコーチに怒鳴り返したということです。

うーん、そうかもしれません。NFLの花形選手なんてエゴ強そう・・・。とすると、トム・ブレイディさんなんて、結構謙虚な人なのかも。競争心は人一倍強いんだろうけど。

「彼は私たちに高い要求をしてくる。もし私たちがそれに応えられない時には、はっきりとそう知らしめてくれる。10年選手だから、2回プロボウルに選ばれたからといって、見過ごされることはない。そんなことは彼にとってはどうでもいいことだ。これからもそれは変わらない」

とは、ベリチックコーチを評するトム・ブレイディさんの言葉。

こういう関係も、なんかすごいですよね。2人だけの世界ってかんじ・・・。

2017/01/25

マーテラス・ベネット スーパーボウル初出場で大喜びの巻

ニューイングランド・ペイトリオッツは、AFCチャンピオンシップに勝って第51回スーパーボウル出場を決めました。ビル・ベリチックコーチ+QBトム・ブレイディ体制になってから、これが7回目のスーパーボウル出場です。

ま、またですか。つまんない・・と思ったのは私だけではないはず。ペイトリオッツの選手だって「ヘッ、こんなの当たり前のことさ」と思っていたかもしれません。そりゃあ喜びの表情はしていたけど、ファルコンズみたいなコーチへのゲータレードシャワーもなかったし。(いや、ベリチックコーチにはそんなことできないのかも)

「ペイトリオッツのロッカールームは、わりと沈着。スーパーボウル行きを喜んでるのはマーテラス・ベネットだけ」という報告も聞こえました。

マーテラス・ベネットさんは今年ペイトリオッツに移籍したタイトエンドです。スーパーボウルには、これが初出場。試合の後には、チアリーダーのお姉さんといっしょにダンスをして喜んでいました。


「試合の後、むっちゃ興奮してたよオレ。はは。フィールドでは盛り上がっちまったぜ。周りを見渡したら、チームメイトはみんな、前にもこんなことあった・・って様子だった」

ツイートもしていますww

そして、家族ともお祝い。感涙にむせぶ奥さん。


マーテラス・ベネットさんは今年で9年目。今までダラス・カウボーイズ、NY・ジャイアンツ、シカゴ・ベアーズとチームを転々としてきました。そりゃあ、9年もやってきたら、いろんなことがあったでしょう。そしてやっと、スーパーボウルの大舞台へ。

「彼女とは、オレがルーキーの年に知り合って、それからずっと一緒なんだよ。オレが今日ここに来るまでをずっと見てきたんだ。ずっと傍にいてくれた。オレがNFLにいる間。彼女はオレの素晴らしいチームメイトなんだ。ベッドから起き上がれない時は助けてくれた」

と語るベネットさん。

「家族は、オレがひどい怪我をしてきたのも見てきた。娘を抱き上げる力さえなかった時も」

NFLの選手はみんなそうですが、今年もベネットさんは足首や膝や肩に故障を抱えながらプレイしてきました。現在も足首の骨が欠けているそうです。

「試合の後に娘が言うんだよ。『パパ強いね、転んだのに立ち上がったのね』って。『そうだよ、いつだって立ち上がるのさ』って言い返すんだ」

紙ふぶきの中を娘さんと転がって、喜びを分かち合っていました。靴ヒモが解けたときには、すべて中断してヒモ結びに集中する場面も。

 
嬉しさのあまり、「家に帰ったらケーキを焼く。そんで、その上に『アンタはすごい』と描くのさ」と語ったベネットさんでしたが、家に帰ってみたら、ケーキの素を切らしていました。お店も空いていないし、残念ながらケーキは焼けないなぁ――とツイートしたら、次の日には、どっかのケーキ屋さんが「アンタはすごい」ケーキを届けてくれたそう。

すごいですね、有名人wwなんでも言ってみたら本当になるってw




マーテラス・ベネットさんは、テキサス農工大の後輩でもあるジョニー・マンジールさんをこの試合に招待したということでも話題になっていました。マンジールさんといえば、アルコール・薬物依存症でクリーブランド・ブラウンズを解雇されたクォーターバック。ブロンコスのボン・ミラーさんやベネットさんなど応援してくれる先輩がいるんだから、復帰をかけて頑張ってみろよ、ジョニー。

今年のスーパーボウルは、ベネットさんの出身地ヒューストンで開催されます。家族やお友達も見に来るんでしょうね~。シーホークス所属のお兄ちゃん、マイケル・ベネットさんも応援に駆けつけるに違いない。小さい頃からの夢であっただろうスーパーボウルですから、悔いのないよう、楽しんでプレイしてほしいです。

ベネットさん、こんなことも言っていました。

「今度、キミが不可能だと思うことがあったら、こう言うんだ。あのマーティだってスーパーボウルに行ったんだよチクショウめ。不可能なんかないって」


おお!いいですね~。私もこの言葉覚えとくわ。「チェッ、マーティが行ったんなら、私だってこれくらい出来るだろ」って。